女声合唱団 「きらきら湘南」へようこそ
♪「きらきら湘南」は主に藤沢市で活動する
ボランティア女声合唱団です♪
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卒業のお話
卒業式の季節になりました。
卒業証書を持って写真を撮り合う生徒たち
の表情には寂しさと希望が入り混じりって
いて、とても輝かしいです。
さて先日、機会があって
合唱部の高校生たちの卒業コンサートに
ちょっとだけ参加させて頂きましたが、
そこで在校生たちがサプライズで歌い始めた
合唱曲にとても感動してしまいました。
高3生に気づかれない様に
こっそり集まって練習したのだそうですが、
それはそれは奇麗なハーモニーでした。
大人が難曲をプロの様に見事に歌い上げる
大合唱もカッコよくて大好きなのですが、
でも自分は昔から、
児童・生徒たちが頬を赤らめ一生懸命に
歌ってくれる合唱を聴くのが特に好きです。
そういう時にはいつも
とジーンと感じてしまうからです。
今回も、
間もなく旅立とうとする高３生に向けて
歌を届けた後輩たちが一生懸命に心で
歌っていたのが、聴いていてとても良く
伝わってきました。
勿論、こっそりと空き時間を活用して
練習していた訳ですから、簡単な短い合唱曲
ではありましたし、歌いこんでる感という物
もありませんでしたが、
でもそれは、
それ以上に人の心を打つ大合唱でした。
その理由の一つに
多分、彼らの視線があります。
彼らは正面に立つ凛々しい高３生に向かって
これまでの沢山の想い出を回想するかの様に
自分達と対面の先輩の間の空間だけをじっと
見つめ、突然のサプライズに驚く卒業生を
その想い出の渦の中に包み込む様にして
歌っていました。
そして、込み上げる己の感情をこらえながら
歌詞の言葉の一つ一つに必死に思いを込めて
歌う姿に、言葉で紡がれていく彼らの深い絆
の様なものを感じて更に感動しました。
ところで偶然にも
先日のきらきら湘南の練習でも
同じ様な気持ちを感じる事がありました。
練習中の曲の歌詞に、
想いを紡ぐ人達
一人一人の笑顔が
今 僕のそばに・・
と言う言葉があるのですが、
ひた向き＝
一つの事だけに心を向けている様子の事
想いを紡ぐ＝
皆の思いを一つに合わせる
という、正にその歌詞をそのままに
団員みんなが一斉にこの曲に心を傾け
そしてこの曲の完成に向け想いをはせている
姿を、聞こえてくる歌声と共に見て感じる事
が出来たからです。
歌い終わった後のみんなの笑顔は
清々しく素敵で、
緊張から解き放たれた解放感
と
音楽に集中した達成感に溢れていました。
あの時歌い終わった時の高校生たちと
まるで同じ表情だ
こういう感動に触れられた瞬間ってつくづく
音楽っていいなぁ
って思います。
身近に音楽がある事に感謝です♪
全国の卒業する皆様へ
卒業おめでとうございます
希望の未来に向かって
ずっと声を奏でていて下さいね
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