「きらきら湘南」へようこそ
♪「きらきら湘南」は主に藤沢市で活動する
ボランティア女声合唱団です♪
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「見えない春」のお話
先日は、温かい湘南でも雪が降りました。
梅の花が咲き始め、
日向では桜の蕾が膨らみかけていた
そんな最中の突然の白い雪でした。
そして、
小さい梅の花びらに積もる雪を見た時
ふと頭の中に流れてきた曲は
松任谷由実さんの『春よ、来い』です。
思えばこの曲、
流れるような軽やかな伴奏に相反して
何て言葉の重い、意味の深い歌だろうと
初めて出会った時に強烈に感じた事を
今でもはっきりと覚えています。
この曲の歌詞の冒頭に流れる俄雨は
これから始まる物語を暗示するような
主人公の心の涙。
そしてそれは、
早咲きの沈丁花の花が暖かい春を待つ頃に
突如起きた悲しい別れの宣告から
始まっていました。
ある時「それ」という恐ろしいものが
空を越えて「君」を迎えに来ると
「君」は遥か遠い所へ行ってしまいました。
そして、この時からもう「君」の声は
懐かしい声となってしまったのです。
だから私は、それからずっとずっと
どれほどの月日が流れても
ただ「君」の返事を待つ事しか
出来なくなってしまいました。
私にはわかっていました。
いつか、いつか
「それ」が明日を越えて私の前にも現れて
私の声が「君」に届く日がやがて来る事を。
きっとそこで
「君」は待っていてくれるのでしょう。
ずっとずっと探していた「君」!
でも何処からか、
「君」が私にこう言うのが聞こえたのです。
『まだ、その時ではない。
あなたは生きなさい!』と。
だから、私は
一人迷って立ち止まってしまうのです。
私が彷徨う幻の様な浅き夢の世界の中には
いったい春という物は幾つあるのでしょう。
遠き春には「君」と共に過ごした幸せがあり
まだ見ぬ春には「君」と再会出来る喜びが
見えます。
でも自分は、
そのどちらにも行く事は出来ないのです・・
私は「今」という世界の中で冷たい春を
一人迎える事しか今は出来ないのです。
~それから何年もの年月が経って、
夢から目が覚めたのでしょうか、
『過去を慕うも、未来を夢見るも
それらは全てまやかしだった』という事が
わかるようになりました。
自分の目の前の春を見つける事こそが
一人でしっかり生きていく証なのだと
悟ったからです。
でも、それでもまだ
「君」との春を待つ私が未だここにいます。
流るる雨のごとく 流るる花のごとく‥
そして私は、
それでもいいのだと思っています。
自然に身を任せながら自分なりに
生きていこうと思っているからです。
辛い時、人は心を現実から逃避させます。
でも、これはきっと当然の事で
そうでもして心癒していかなければ
人は悲しみに潰されてしまって
生きてはいかれないからなのでしょう。
でもいつの日か、長い時の経過とともに
一度は逃れたその辛い現実という物に
正面から向き合わねばならない決断の時
というものがやって来ます。
孤独な自分の中での闘いです。
でもその時に、
もし、己の心が弱く心の中の葛藤に負けて
挫けそうになってしまったとしても
決して自分を煽ったり、否定する事などなく
また、もしその時己が臆病になってしまって
ただうろたえるだけの情けない自分になって
しまったとしても、
その怯えた己の正直な気持ちをそのまま
受け入れてあげられる自分でありたいと
心から思える様になったのは、
この歌と出会った時からでした。
『春よ、来い』は、
真の勇気がもらえる名曲です。
だから、
誰かの心の中にもこの勇気を届けたい!
と願いながら、
団員みんなでこの曲の言葉一つ一つの意味を
考え、そしてそれを大切にしながら
今回私たちはこの曲を歌い動画を作成
しました。
もし、この動画を見て頂いて、
ここから何かを感じて頂ければ幸いです。
宜しかったらどうぞ一度聞いてみて下さい。
只今、活動再開に合わせて
一緒に歌って下さる方を大募集中です
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