久しぶりのオンライン講演でした。

静岡県が主催する「令和5年度‟ふじのくに”のフロンティアを拓く取組の推進に係る第2回勉強会」。一般財団法人静岡経済研究所さんが受託して運営している勉強会だと思うのですが、その静岡経済研究所さんからお声がけいただき今回の講演となりました。

 

サテライトオフィス開設のポイントを。ということだったので、鯖江市の提案型市民主役事業化制度で実施していた「サテライトオフィス誘致視察ツアー」のお話し等をさせていただきました。

もともとは鯖江市がお試しサテライトオフィス事業をしていたのと、今は一緒に連携サテライトオフィス誘致視察ツアーもしているので商工観光課の松田さんも同席してもらいました。自治体の方々向けですしね。

 

テーマは、『地方経済の好循環「鯖江モデル」の構築を目指して 〜企業が鯖江市に注目する理由〜』。

鯖江市での取り組み、活動内容をまずはお話させていただき、そのことがサテライトオフィス誘致だったり企業誘致につながっているとご紹介。

サテライトオフィス誘致だけではなく、企業誘致やワーケーション、観光にもつなげていけるよう、やっているコトを掛け合わせたり磨き上げて、様々なコンテンツを用意しています。

それと同時に、やはり大事なのが担い手育成。私たちはIT企業さんをターゲットにしているので、IchigoJamプログラミングでのIT担い手育成はかなり大事なポイントです。

そして、なぜ私が主体的に実施し、この講演でも私が話しているのかもご説明。鯖江市では、2010年に制定された市民が主役の"市民主役条例"と、"提案型市民主役事業化制度"というのがあります。そのため、市民が主体的に事業を実施しています。

 

私が話した後、鯖江市商工観光課の松田さんにバトンタッチ。

いち早く鯖江市が手を挙げて実施した総務省の「お試しサテライトオフィス」事業についてや、どういうことを心掛けているか、なぜ鯖江市が選ばれていると思うのか等お話してました。

 

質問もいただき、予定していた1時間30分全部使った講演になりました。

 

質問いただいた袋井市の方が、「鯖江市の方がお話しされるのだと思ったら、民間の竹部さんがお話しされて、しかも主体的に民間が誘致のための活動をしていてびっくりしました」とおっしゃっていましたが、鯖江の強みはこの官民連携だと思います。

市民主役ということで市民が主体的に動いてますが、でも市民だけでは限界があります。市と一緒にやることでいろんな広がりもできるし、発信力も倍増します。

最近これがちょっと落ちてるなぁと思うので、今後も他の自治体さんから参考となれるよう、鯖江市と一緒に様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

 

静岡の皆様、ありがとうございました。