先日の東京講演はどう話していいか悩みましたが、今回の山梨での講演は得意?の自治体職員さん向けだったので、堂々とお話できました。笑
山梨県市町村振興協会さん主催の、市町村、県庁職員向け研修。
山梨県内各地の市町から60人以上来てくださっていたそうです。ありがとうございます!
いつもの通り、鯖江の紹介と鯖江市地域活性化プランコンテスト、Hana道場などのNPO法人エル・コミュニティの取組紹介。
そして、職員さん向けだったので、鯖江市の提案型市民主役事業化制度についてや、市民主役の体現とは。そして鯖江市役所の方々とやり取りする中での、民間感覚では理解できなかったこと(今は改善)、税金を使うことでのデメリット、市と共にとはどういうことなのか。やっている取組を通して具体例を出してお話ししました。
皆さん真剣に聞いてくださり、めっちゃメモってくださっていて嬉しかったです。
しかも、終わった後とても良い質問もいただきました。
東京に隣接している市もあって、便利なんだけど若者が東京に行きやすく、行ったらそのまま帰ってこないという悩みも。東京、私も働いていたし楽しいのは楽しいです。でも、ほとんどの人が歯車の一部に過ぎないし、やっていることがどう世の中や人のためになっているのか見えにくいです。
でも、地方だと、やっていることの成果が見えやすく、やりがいもあるし人に喜んでもらえます。まだまだいろんな可能性もあるしやれることがたっくさんあるので、もちろん大変だけどその分楽しい。組織の中で働いていたい。という人にはなかなか響かないかもしれませんが、何よりちょっと頑張ったらスポットライトが当たります。
面白さって絶対あるんですよね。面白い取り組みができる空気感を作るってすごく大事。
そのために、東京の企業さんに頼りっぱなしは良くないです。自分たちで考えて考えて、少しずつでもいいのでスキルアップしていきながらやれることを増やして行かないと、考えることができなくなっていきます。思考停止状態の人が増えます。そうすると確実に地方は衰退します。
これは職員さんもだし地域の人もそう。自分たちで面白いことやっていきましょう。
できないことは頼ればいいけれど、ずっと頼りっぱなしになるんじゃなくて、育成していくことも同時にしていかないとです。
だいたいいつも90分なのですが、110分ぐらい話してもいいですよ。ということだったので、いつもより丁寧にお話できました。
山梨、おいしい果物が豊富だし、歴史建造物や美しい景色等たくさん見るところあるし、ワインあるしまた来たいと思います。ゆっくり観光で。
福井から車だとどれぐらいかかるのかな・・・。来るならシャインマスカットがある秋ですね。
ありがとうございました!
全国の大学生、院生のエントリー募集中。
第16回鯖江市地域活性化プランコンテスト。