10月16日(金)。鯖江市 牧野市長、勇退。
これだけ愛された市長、はたしているでしょうか。
愛されて、そして惜しまれて。
たくさんの市民が牧野市長をお見送りしようと鯖江市役所に集結。
青空のもと、大好きとたくさんの感謝をみんなでお伝えしました。その数、職員さんも合わせて約500人。
牧野市長の16年間の功績を挙げると きりがありません。
功績の他に、実行力、スピード、決断力、記憶力・・・素晴らしいところはいろいろありますが、自慢の市長の最大の魅力は人間力。
いつもにこやか笑顔で、誰に対しても優しく気さくに接してくださるお人柄にみんなが惹かれました。
そのお人柄の素晴らしさは、この日集まった人たちの熱狂ぶりを見たらわかります。
来れなかった方々もいらっしゃるので、たくさんの写真と共に昨日のことを書いていきます。
みんなで作ったメッセージうちわ。しっかり並んで待機。そして続々と集まってい来る市民。庁舎から外に出てくる職員の皆さま。
そして、中村副市長や幹部の皆さま、議員の皆さまに迎えられて出てこられた牧野市長。
アイドルの追っかけのような派手うちわや、たくさんの市民に驚かれたのではないかと思います。
すぐにステージに上がっていただく予定をしていたそうですが、みんなのところに「ありがとのぉ」と話しに行ってしまい花道でお渡しするはずのお花をもらってしまう市長。
こういうところも牧野市長なんですよね。必ずお礼を言って回る。
花束を持ってきている人たちがたくさんいらっしゃり、花束贈呈。
牧野市長を16年支え続けた後援会女性会の皆さま。16年・・・長きにわたり支え続けてこられ、寂しさもひとしおだったのではないでしょうか。
おせっ会の皆さま。
上嶋さんセレクトの黄色一色の花束。おせっ会色ですね。
JK課OG。若い子からも大人気の牧野市長。
ヤマト工芸の高野社長が手描きされたSDGsの絵。色は私が塗りました。花束も高野社長からだったのですが、持てない。ということで、私が渡す役目をいただきちゃっかり一緒に写真を撮らせていただきました。そして、チョークアートで牧野市長を描いた看板も贈呈。「鯖江の宝」という文字は、土直漆器さんが蒔絵で書いて下さいました。金字。
元区長会連合会の方々は、手作りののぼりを持ってこられていました。
書いてあるのは素敵なメッセージ。「私達にとって最高の市長様でした。」
その元区長会連合会のお一人、斎藤晋さんからの挨拶。とても気合いが入っていたし、これまでの市長の功績も紹介してくださいました。
そして、TSUGI新山くん、jig.jp福野さん、私の自称牧野市長チルドレン3人。
牧野市長に活かされた3人です。
新山くんも、牧野市長がきっかけで鯖江市に残り移住を決めた一人。河和田が賑わい全国的にも有名になったのは、新山くん達若い力と活躍があったから。
鯖江をITのまちに。と活躍してきた福野さん。鯖江じゃなかったら、牧野市長じゃなかったら、オープンデータやIchigoJamは鯖江発になっていなかったかもしれません。
東京で働いていて、正直鯖江に帰る気はほとんどなくとても楽しく仕事をしていた時、牧野市長のブログをきっかけに鯖江に興味を持ち、そして牧野市長が活躍の場を創ってくださったので、鯖江のことが仕事になりました。
私も福野さんも新山くんも、牧野市長に本当に活かされたと思います。
そして、替え歌をみんなで歌いました。
思い出のアルバムの牧野市長バージョン。「牧野市長との思い出のアルバム」。
ギターは、河和田の渡辺さん。
事前に歌詞カードを配っていたので、みんなで噛みしめながら歌う。
鯖江、牧野市長オリジナル歌詞です。
事前に練習してきてね。と言っていたものの、練習の時点で「泣けて練習できない・・・」とみなさんおっしゃておりました。
老若男女が牧野市長を思って一緒に歌う。
歌詞の最後。
16年間を 思い出してごらん
あんなことこんなこと あったよね
市民主役のまち 牧野市長つくった
元気なまちを これからも
牧野市長、市長として最後の挨拶。
最後まで、職員のみなさん、市民に感謝の言葉を述べられる牧野市長。
「みんなのおかげや」といつも市長はおっしゃっていましたが、その度に「いやいや、牧野市長のおかげですから」を心の中で突っ込みをいれていました。今の鯖江を創ったのは、間違いなく牧野市長です。だからみんなこの場に集まって感謝を伝えたかったんです。
「牧野百男は幸せでした。」と最後におっしゃった言葉を聞いて、胸が熱くなりました。
みんなで感謝を伝えられて、この場を創れて良かったです。私達 鯖江市民も本当に幸せです。
最後は、花道を作ってお見送り。
こんな退庁、ありますか?
これだけのたくさんの方が牧野市長を囲んで惜しんで惜しんで、そして感謝を伝え続ける。
もみくちゃの中、おじちゃん達の掛け声で万歳三唱。
「牧野市長、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい。」
車に乗り込まれる前、最後に写真を撮られていたのは、市長と同じ地区の方々。駆けつけてこられていました。
見えなくなるまでみんな手を振っていました。
牧野市長、16年間 本当にお疲れ様でした。
早朝からSNSでの発信に市民の投稿へのコメント。誰よりも早く、毎日続けられそして誰よりも現場に行って市民と話し、イベントにも必ず駆けつけて一緒に楽しみ、隅から隅まで歩かれてみんなに声をかける。
誰よりも働かれていたのを、みんな知っています。
本当に本当にお疲れ様でした。
牧野市長は、誇りです。鯖江の誇り。
素敵な鯖江を創ってくださり、ありがとうございました。
鯖江市民で心から良かったと思います。牧野市政で活動できて幸せな13年でした。
(準備裏話は別途記事書きます)