サバヌシ(鯖江市民)が集結!

「サバヌシ」総会が3月25日(日)に開催されました。

(2月12日開催予定でしたが、大雪の影響で延期になりました)

 

 

 

これまで、市民は税金を納め行政サービスを受ける”顧客”でした。

そうではなく、税金という投資を行い共に街(鯖江市)を良くしていく”協働者”になっていきましょう。

市民は市の株主である。鯖江だから「サバヌシ総会」。

鯖江は市民力が強い。と良く言われますがほんとそう思います。

2010年には市民主役条例が制定され、市民主役条例推進委員会が中心となって様々な事業を実施してきました。

ひらめき電球鯖江地区まちづくり応援団による「第1回38鯖の日 SABAEの日」

ひらめき電球市民主役って?提案型市民主役事業化制度のこれからを考えてみた

 

その市民主役条例推進委員会の皆様を中心として結成された「サバヌシ総会実行委員会」。

私も実行委員会メンバーなのですが、とにかく市民主役の「サバヌシ総会」なのだから、行政っぽさはゼロにしよう!と企画しました。

司会は学生団体with。また後ほど紹介しますが、この「サバヌシ総会」は学生団体with合宿のミニプランコンテストから出たアイデアです。そのためwithっ子活躍。

現役8代目代表の小澤くんと、7代目代表のりんちょ。

 

実行委員長の蓑輪さんによる挨拶で開始!

 

 第1部「サバヌシたちのキセキ」ショー
市民主役の活動や事業で頑張る皆さんの軌跡を紹介、成果と課題を共有。

 

これまでにない演出で面白かったです。

何より、司会も登壇者も素人感満載(笑)。市民がやってる感があってほっこりとっても良かったです。

 

 

市民主役なので市長挨拶も特になく、最後に牧野市長に感想をいただきました。

市民主役条例推進委員会と言っても、何をしているのか分からない!という声もあり、どういうことをしているか発表していく場を設けないといけないね。と話していたので、サバヌシ総会で披露できて良かったのではないかと思います。

しかも、かたっくるしい会ではなく、映像を駆使した演出で若者も見やすいかたちで。

(オープニング映像はエル・コミュニティ正一くん作成ですが、それ以外は事務局を務めたNPOサポートの松田さん制作。さすが)

 

 

 第2部「サバヌシ未来会議」

全員参加の未来会議!全体ファシリテーターは私が務めました。

 

会議って、全員発言しないといけないと思うんですよね。発言しない人がだめだということではなく、発言しにくい雰囲気がダメだと思います。この未来会議では、未来志向の発言のみ許されていて、人のアイデアへの否定は禁止です。

テーマは4つ。なかなか面白いテーマになったと思います。(withっ子と考えました)

 

①鯖江人口倍増計画!鯖江の人口を倍にするには?
②私は50年後の市長です。私のマニフェスト(公約)をこれだ!
③自分の趣味をイベントにしよう。どう巻き込む?
④通いたくなる市役所ってどんなの?

 

テーマを選んで席を移動してもらい、まずはみんなでカブ作り、

株が発行されるのではなく、カブは一人一人が作ります。

 

このカブ作り。思ってた以上にみんな個性的で、1つ1つ違います。

人それぞれ。カブもそれぞれ。

そして!各テーマごとにアイデア出し。

 

ここはドラえもんの世界です。ドラえもんが何でも叶えてくれるので、無理なことはありません。なんでも叶うので「あったらいいな」「こんなこといいな」をどんどん出してもらいます。

 

未来を創るアイデアを出していくとみんな笑顔になります。

老若男女が共に。

 

 

みんなで全テーブル見て回り、このアイデア面白い!と思うところにカブを置きます。

カブ発行。

ファシリテーターさん必死の説明。

 

1回目はやや固かったみなさんも、2回目はすっかり慣れてました。頭がやわらかくなりましたね。

そして、1回目たくさんカブを集めたところは絵を描いたりとわかりやすかったので、各テーブル見せ方を工夫し始めました。

 

いいですねー。

2テーブルが同じカブ数だったので、決戦!ということで、プレゼンしてもらいました。

福野さん・・・うまいよプレゼン。

 


ヤマト工芸の高野社長もかわいいプレゼンで大うけ。

 

 

これで一気に場が和やかになりました。

行政職員とかNPOとか学生とか議員さんとか、立場は一切関係なし。一市民、サバヌシとしてみんなで鯖江の未来を創る未来会議。

 

そして!お待ちかねの

第3部「ごちそうと会話で満腹交流会」

 

    

 

どれもこれもホントに美味しくてパクパク食べちゃいました。

 

山うにたこ焼きにデザートの抹茶シフォンケーキ、シュークリームまで。

 

そしてパクパク食べてたら、やっと正一くん到着。

サバヌシ総会というアイデアは、学生団体withでの合宿(ミニプランコンテスト)で生まれました。

ひらめき電球1泊2日with合宿!2015

提案したのが、正一くん。サバヌシ総会実行委員会の副委員長を務めたのですが、Hana道場でイベントやってたためサバヌシ総会参加できず・・・全部大雪のせい。

 

オープニングでビデオメッセージ届けてくれましたが、これが良くできてた!

 

元学生団体withで、今はエル・コミュニティのメンバーです。正社員。

はい、三重出身ですが、福井大学卒業後鯖江に移住しました。サバヌシ総会を開催することが決定し最初の実行委員会。副委員長を受けたので、「あれ、鯖江にそのままいるつもり・・?」と思っていたのですが本当に移住しちゃいました。

サバヌシ総会発案者として参加できるようにしたかったのですが、Hana道場でのイベントも正一くん必須だったので残念ながら。。。次回こそっ!

 

そして、このサバヌシ総会が鯖江での活動ラストになった掃部ちゃん。しくしくしく。

4月から東京です。さらわれました。(いつか取り戻します)

市民主役推進委員会の東京支部に就任ということで、東京から鯖江のこと発信してくれるはず。

というか、やるって宣言してました。がんばってね(笑)

 

 

若者部会SAN、JK課の若者も参加して、ほんとに老若男女が集ったサバヌシ総会でした。

運営スタッフの皆さんお疲れ様でした!

サバヌシ総会。本当に良い企画&考え方だと思うのでもっともっと発信していろんな人に知ってもらいたいと思います。

市民も行政も共に創る。自分事としてまちづくり関わる人が増えるよう今後もみんなで活動していきます。

 

ありがとうございました!

 

福野さんのブログ

ひらめき電球市民は市の株主「サバヌシ総会」自由な発想で鯖江の未来を創るアイデアオープンデータとカブづくり