完成度が高い・・・!と驚かされました。

1月27日(土)に、ベルサール六本木で開催された第2回RESASアプリコンテスト(主催:内閣府)。審査員として参加してきました。

 

審査席にはパソコンが用意されていて、全10チームそれぞれのアプリ(10アプリ)が確認できるようになっていました。ビシっとスーツを着たスタッフがたくさんいて、タイムスケジュール、動きも細かく書いた資料が用意されるなど隙ないしお金がかかってそうな運営。お国のコンテストはこういう感じなんですね。

 

 

にこにこ動画の生配信もしてました。にこにこ動画というのがいいですね。ギャップ(笑)

 

各チームのプレゼンは、スライドも自動で変わっていくようにしていて、これは時間通りに絶対終わりますね。

自分でめくった方がしゃべりのペースに合わせられるので、私は自動絶対嫌ですがみなさんちゃんと合わせてプレゼンしてました。

 

それにしても、1次審査の時よりアプリの完成度が上がっていてさすがでした。プレゼン聞きながらアプリかちゃかちゃ触れて実際に起動チェックやどういう機能があるのか細かく見れて良かったです。

審査は、「独創性」「完成度」「デザイン」「地域活性」の4つの点で評価。

 

半被を着て来たり、地域性を出すのいいですよね。アピールになります。


私はやっぱり地方を応援したくなっちゃうのですが、宮崎県から若い都城高専生がプレゼン。1年生2人と3年生1人のチームなので3人ともなんとまだ高校生!自分の体験から、ゲームを通して宮崎について詳しくなれる小学生向けのシミュレーションゲームを作成。発想もいいし、よくできてました。

 

宮崎県内の各自治体に関するクイズが全て入っていて完成度も高いし。

このアプリに対する現状の課題ではなく、RESASに対する課題を発表。いいですねー。それだけRESASをしっかり使ったという事ですよね。

 

高専からは、仙台高専生も!

こちらも完成度高い・・・!起業をするなら、宮城県内の各自治体どこが自分の事業に合っているのか。を様々な分析、データを出してくれるアプリ。各自治体にどういう補助金があるのかもパッと見ることができます。こういうのほんと探すの大変なんですよね。高専生すごい。

 

 

そして!最優秀賞に選ばれたのは、多摩信用金庫の職員さん。多摩地区の沿線の駅がどれだけ乗降者数がいるのかを数字はもちろんなんですがこれも見てすぐにわかったり、とにかく細かいデータが見てすぐわかります。ちょっと私には難しいこと説明できないんですが、プログラマー審査員達絶賛でした。

そしてなんと、プログラミング初心者だったのに、こういうのほしい!あったらいい!と思いつき自分で勉強して作ったそうです。すーごーい。こういう方ほんと素晴らしい。多摩信用金庫の職員さんというのがまたいいですよね。スーパー職員さん。

おめでとうございます!

 

優秀賞は、都城高専生!

最優秀賞講評って書いてありますね↑

もともと最優秀賞の講評をお願いされていたのですが、「都城高専生の講評話したい!」と我がまま言って代わってもらっちゃいました。優秀賞講評。

是非、全国にある高専とも組んで、ご当地シミュレーションゲームを作ってほしいです。全国へ!

福井高専生も刺激になって福井版を作ったりしたらいいなー。福井版やってみたい。

3人とも、東京に来たの初めてだそうです。そうですよね、宮崎から東京遠いですもんね。このビル群どう思ったのでしょうか。初東京がアプリコンテストでプレゼンってすごい。そして大人達も出場した中での優秀賞。おめでとうございます。

 

その他、参加されたみなさんお疲れ様でした!

全体講評 code for JAPAN関さん。

 

 

私は「地域活性」になるアプリかどうか。を重視して見させていただきましたが、自分達の周りの課題を解決するための自分事アプリというか、地域愛からくるアプリはやはり共感します。そして、きっと実際に使われます。

どのアプリも想いがあってとても楽しかったです。

 

 

 

今回、とても嬉しかったのが、昨年第1回の審査員は福野さんで、今年は私。地方審査員て2年連続鯖江だけ!

しかも、今年は福野さん基調講演で鯖江が2人。

鯖江すごいです。

 

これで出場者にも鯖江チームがあったら良かったんですが、来年に期待ですね。

 

女性審査員は6人中2人。もう一人の女性審査員ヤフー伊東さんと福野さんでパチリ。

 

お疲れ様でした!

 

運営スタッフのみなさま、とても親切丁寧な運営ありがとうございました!