保育の困った!クレーム対応に役立つ3つのポイント | 0~6歳の育児のお悩み・イライラ解消☆元保育士が子育てに自信が持てるコツをお伝えします

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「自分に自信がもてない。周りと比べてしまう。イライラして怒ってしまう。」ママのお悩みを解決します。
保育士歴15年の勇気づけ講師が、ママも子どもも、自信をもってイキイキ輝くための講座をお届けします。

ご訪問ありがとうございます。
保育・子育てメンタルコーチの小松田百余です。


お仕事をしていると、どうしても避けられないクレーム!


よく、「クレームは、お客さまのご要望を聞くいい機会!
ピンチをチャンスにしましょう。」といわれますよね。



でも、クレームを言われている本人からしたら、
大ピンチにしか思えない状況もあるのです。



そこで、今日はクレーム対応の基本「聞く」から
聞くときに大切な3つのポイント!をお伝えします。


ます、お悩み相談の事例をあげますね。
(ご了承を頂いています)

 

保育士歴6年のAさん。1歳児クラスの担任です。
おもちゃの取り合いになった子ども同士で、かみつきがありました。

かまれたお子さんのママBさんから、Aさんが受けたクレームは

「この傷をどうしてくれるのだ?親は謝罪をすべきだ。
もう二度とこうしたことがないように、かんだ子、その親への教育を徹底してほしい。」

そこで、Aさんは、「申し訳ありません。でも、保育園でおきたことは、園の責任ですから、お伝えはしない方針なので。」と伝えたそうなのです。

Bさんは、ひどく怒ってしまい、園長にまで怒鳴り込んでいったそうなのです。

Aさんはとても落ち込んでしまい、どうしたらよかったのでしょう?とご相談に来られました。

 

 


Aさんは、ご自身の対応について、

「先輩からそうやって伝えるように、前に言われたことがあったから」

と話してくれました。


クレーム対応をしているときのお気持ちをうかがったところ

「Bさんから、まくしたてられて怖かった。
先輩から言われたこともちゃんと伝えておかないと、
先輩からも怒られるかも。。と思うとパニックになってしまった」

 
 

 

 

 

 


「クレームは初期対応が大切!まずは相手の話をよく聞きましょう。」
と、言われます。


でもAさんは、不安と恐怖でいっぱいで、それどころではなかったのです。


わたしも、経験があるので、お気持ちが痛いくらいよく分かります。



実は、クレーム対応。相手の話しを聞く前に、大事なことがあります。

 
 

 

クレーム対応の基本「聞く」から
聞くときに大切な3つのポイント!


ポイント①自分の心の声を聞く


まずは自分のこころの中にある

 

「焦る」

 

「不安」

 

「怖い」

 

という気持ちに気づくこと。


自分の気持ちに気づくことができると


どうしよう?どうしよう??
と、パニックになる気持ちが落ちつきます。


そして、自分の気持ちを脇におきながら、
相手の話をじっくり聞くことができるようになるのです。

 

 


そして、相手の話を聞くときにも、ポイントがあります。


ポイント②言葉の奥にある思いに共感する。




怒っている人は、困っていることをわかって欲しい人。



困っていることを、「怒り」で表現しているのですね。

 



ですから、攻撃された!怒られた!と身構えるよりも



・何に困っているんだろう?

・何が不安なのだろう?

・何をわかってほしいと訴えているんだろう?



言葉の奥にある思いをくみ取っていくと、
気持ちにも寄り添いやすくなりますね。

 



まずは、かみつきによって

「お子さんに痛い思いをさせてしまった。」
「お母さんを心配な気持ちにさせてしまった」

という思いを受けとめ、謝罪します。

 


ただ、「申し訳ありません。」というよりも

保護者の気持ちに寄り添いながら謝罪するほうが

相手にも伝わります。


ここで、ついつい

取り合いの状況やかみつきの起きた理由などを

説明したくなってしまうもの。



ちょっと待って!次のポイントに行きます。



ポイント③最後まで話を聞く。

 

気持ちに共感しながら、最後まで相手の話を聞きます。
 

 

話のおわらないうちから
状況や理由を説明してしまうと
言い足りない気持ちが未消化で残ってしまいます。

 

 

 

そして

思いも受け止めてもらえない

こちらの話しも聞いてくれない

そんなのいい訳だ!!


さらに、火に油を注ぐことにもなりかねません。

 



ですから、そこはグッとこらえて

まずは保護者に思いを吐き出してもらいます。

 

 


人は、自分の思いが分かってもらえた

受けとめてもらえたと感じると、安心するのですね。

 


 

安心すると、こころにも余裕が生まれ

こちらの話しを聞く耳をもってくれるのです。

 



クレーム対応は、まず「聞く」から。

聞くときに大切なポイントは3つ!



①自分のこころの声を聞く

②相手の言葉の奥にある思いを聞く

 
③気持ちに共感しながら最後まで話を聞く


これを実践していくことで
より深い信頼関係が築けるようになります。


クレームは、保護者にとっても、保育士にとっても
大きなダメージになります。


日ごろから、この3つのポイントを実践して
よりよい関係づくりをすることも大切ですね。


わたしも、ミスコミュニケーションはいっぱいあります。
 

気づいたときから、またトライしています^^



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保育・子育てメンタルコーチ

小松田百余