箱根ターンパイクのレストハウスを出たら左

湯河原方面に下っていくと、途中左手に駐車場があります

5,6台くらいしか停められないけれど GW真っ最中でも停めることができました

 

 

ザ・穴場です

 

車を停めて歩き進めるとトンネルがあって、そこを抜けると・・・

 

 

ここが入口です

 

ここから400mくらいの下り坂が続き、両脇にはかなり歴史のある石仏と比較的新しい奉納された灯篭が続きます

 

 

所々、倒れた石仏や灯篭があってそのままになっています

ここから少し上り

 

 

間もなく大きな岩が現れて 

 

 

おおお、、と圧倒されたかと思ったら

涼し気な小滝とその奥に窟が!!

 
 

源頼朝が1180年に石橋山の戦いに敗れて平氏から身を隠したと言われる洞窟だそうで、追っ手が付近に来た際に「シトト」という鳥が急に飛び出してきたそうで、追っ手は人影がいないと思って立ち去った ということから「しとどの窟」と呼ばれるようになったとのことです

 

ここは箱根外輪山の溶岩と噴火で放出された石砂(火山砕屑物)からできているそうで 窟は火山砕屑物の部分が削がれてできたものだそうです

 

窟の内側に入って外を見ると 上からは水が滴り、緑と太陽の明るさに囲まれて なんとも守られ感が強い場所

 

 
 

戦で失った命への弔いと逃げ隠れた命を守ってくれた感謝

そんな当時の強い気持ちが伝わってくるようでした

歴史は全くもって詳しくないのだけど、「大河鎌倉殿」で確かそんなシーンをみたように思います

 

入口に戻ってくるまで往復約35分

時間的には軽いウォーキング程度ですけど、強度的にはハードです

気軽に寄ると後悔します

 

駐車場には大変ありがたいことにトイレがあります

・・・が緊急の時だけ利用する方が良さそうです

夫Sは普通に使っていたけど私は使えなかった。。。そういうトイレです

こういうのが災害時を乗り切れるかどうかにかかっているんでしょうと思います

まだまだ経験が足りないようです