みなさま、ごきげんよう
東京もお日様が雲隠れしています。
入梅でも紫陽花の花の季節までまだまだのようですね。
今日はこのお話をシェアーしますね。
2年前から月1回のペースで相談にいらしていた女性、仮にKさんとしましょう。
Kさんは大人しくおっとりした優しい女性です。
仕事は女性専門の仕事です。
もちろん上司も同僚も後輩もすべて女性。
接客業なので売上げノルマで成績や昇給もきまるシビアな職場でした。
控えめなKさんの悩みは上司や同僚のパワハラです。
「人間関係の良い会社に転職したい」が彼女の望みでした。
私はKさんが希望を失わずに前向きになれるようアドバイス続けました。
2年も通われて精神的にも強くなり、周りに振り回されない自分を創りだした様でした。
しかし予想していない運命が人生に起こった時に人はどのように向き合えばよいのでしょう。
Kさんの実家は石巻で水産加工会社を営んでました。
自宅と会社の工場は港の近く。
津波は地震発生後10分という速さに町を飲み込んだそうです。
ご家族も会社の人も助かりました。
「もうダメかもしれない」
会社の事務所の2Fに避難した人達が身を寄せ合って津波が収まるのを手を握り締めて祈ったそうです。
Kさんが「本当に訳がわからないほど奇跡的に助かったんです」というのですが、それは違いました。
助けたのは彼女の今は亡きお父様でした。
私がガイドスピリットから聞いたお話では、彼女のお父様は生前たくさんの人に親切にし、困っている人を助け多くの徳積みをしたというのです。
お父様の大切にしていた、家族や会社は彼の生前の愛によって救われたのですね。
(ここでなぜそれが?と疑問に思う方も…、宇宙の法則はまた別の機会にお話しますね)
Kさんはその話に心から納得されて、お父様の生前のご活躍のお話をはじめました。
改めて父の偉大さと感謝で心がいっぱいになっていたことでしょう。
その日はご家族に私から聞いたことを伝えると喜んで帰りました。
実はKさんの実家も含め石巻の様子がこちらの動画で見られます。
前半に出ている小さな男の子を抱いている女性が実家のお嫁さんです。
それにしても大変な被害です。
ところで、その後Kさんは実家を助けたいと行動を起し
条件の良い会社の面接を受け(奇跡的に)採用が決まりました。
さて、今の職場は辞めるのさえ一悶着が起きる会社。
どう切り出そうかと思案中に人事部から震災で被害にあった人はしばらくの休職を認める通達が…。
「しばらく実家に帰って手伝いたいので退職したい」と切り出し、退職が決まりました。
そして今、Kさんは円満に退職して一時石巻に帰っています。
時に運命は過酷で理不尽で、そんな時誰でも人生に疑問を抱くこともあるでしょう。
でも大切なのは自分で悩み、自分を励まし、自分を信じるということですね。
矛盾過ぎる毎日の中で
「幸せ」を見つけられるのは自分しかいない
ということを見せてくれたKさん。
底力を見せてくれた彼女の新しい生活も見守りたいと思います
私たちも大丈夫、大丈夫です
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