本日のブログは
洗濯物の裏番長ともいえる
靴下との戦いの記録である。
「靴下は裏返しで洗うと良い。」
それは一理ある。
足の汚れがついている裏側を洗うには裏返しが効率が良いだろう。
靴下専門店のサイトなどでは他にも「裏返し洗いのメリット」が紹介されている。
ただ、洗濯物をとりこみ、たたむときに靴下を裏返す作業はとても面倒くさい。
その《めんどくさいレベル》は
《裏返しのメリット》
を上回るレベル。
「育児中の母の意見としては、子供の靴下って表側の黒い汚れのほうがひどいよね」
とか、靴下専門店に真っ向から戦いを挑む意見すら言いたくなる。
でも、彼らの靴下の泥だかなんだかわからない黒い汚れは洗濯機で表にしようが裏にしようが落ちないから、汚れを落としたいのであればウタマロで手洗いするしかないよね。
と、洗濯機メーカーの企業努力を上回る子供の靴下の汚れとウタマロの実力を天秤にかけたりもする。
まあ、そんなこんな理由により、
わたしは靴下を洗濯機にいれるとき
《小学生以上は履いた本人が洗濯カゴに入れた状態のまま洗い、干し、そのままクローゼットにしまう》
ことにしていた。
ちなみに、わたしは自分の靴下を脱いだら、表にしてから洗濯している。
そして、それを見た娘は、靴下を脱いだら表にして洗濯カゴにいれてくれる。
さすが娘だ。
では、他の3人(夫、息子✖️2)はどうか。
夫、次男→ 裏返しに脱いで、そのままカゴへ。私は裏返しのまま、ペアにまとめて収納。自分で履く時に表にして履く。
非常に理にかなっており、双方にストレスの少ない良い方法である。
そして、ここからが本題。
長男の靴下との戦い。
中学入学まで、彼が脱いだ靴下は洗濯カゴにだされたまま洗い、そのまま棚にもどしていた。
ある日、ふと気づくと、靴下が表になって洗濯にだされている。気にして見るようにしたら、数日おきに裏と表が入り混じる。
もしかして、、、と、長男の足元をみると、、、
靴下を裏返しのまま履いている。
裏でも表でも気にならないそうだ。
平均すれば2日に1回は表で履いているわけだから、これはこれでよかろう。
長男が中学に進学し、テニス部に入部した。
それ以降、我が家に大量の砂が持ち込まれるようになった。
砂の量を例えるならば
《砂かけババア3体に取り憑かれてる》レベルである。
玄関、リビング、2階にも、そして、洗濯機の中にも。
長男に
「靴と靴下の中の砂を外かゴミ箱の上で出してほしい」と繰り返し話すが、全く実行されない。
[息子の靴と靴下に手間をかける]
か
[室内各所の砂を掃除する]
どちらがマシか、と検討した結果、
わたしは長男の靴下を洗濯前にゴミ箱の上で裏表と返し、砂を落としてから洗濯するようにした。結果的に、表に揃えられた靴下が長男のクローゼットに入っていた。
長男高校3年生になり、部活を引退した。
靴下に砂が入らなくなった。
わたしは、裏返しのまま洗濯して、気が向いたら表にかえしたり、裏のままにしたりするようになった。
だがしかし、毎日、長男の靴下は裏返しで洗濯にだされている。
表にして靴下を履いている!
靴下が裏だと気になるようになったのか。
息子よ、成長したな。
余談だが、
息子の靴下の黒い汚れとの戦いについては、「靴下は黒しか買わない」ことで解決したことをお伝えしておこう。
見えなければ気にならない。