私の大好きな番組「夫が寝た後に」

藤本美貴さんの育児は
(テレビなどでご本人が語っている範囲においてですが)
ちょうどよく力が抜けていて、とても素晴らしいと思います👏

手抜きではなく、力を抜く。
これってすごく大事なことですよね。

例えば、先日番組で話されていたエピソードで、
パンに普通にジャムを塗る事はしないと言う話。

ジャムを塗ったパンを落とされると、服とか床とか、いろいろな意味で大惨事になるので💦ジャムを塗ったら塗った面を内側にしてパタリと折りたたんだ状態で渡すか、お皿にジャムを乗せてディップのようにして食べると言う工夫。

それだけでも、その先に降りかかってくるであろう手間とか、イライラを見事に回避できています✨

きれいにジャムを塗ったパンを渡して、それを子供が落としてもにこやかに片付けられるママは素晴らしいと思いますが、私はそういうママではないので、
《自分がいらっとしそうなポイントをあらかじめ回避する》
と言う事は常に心がけていました。

最近クリニックで話題になったのは、
子供の抜けた乳歯を保存するかどうか。

私は小さい頃
「上の歯が抜けたら縁の下に投げて、下の歯が抜けたら屋根に投げると元気な歯が生えてくる」と言われましたが、
東京のマンションで育ったので、実際にはそんな事はしなかったし、普通に捨ててました。

いざ、自分の子供が生まれると、この可愛い乳歯を取っておきたいと言う衝動に駆られ、乳歯入れを購入しました。

もともとコレクター魂が強いタイプなので、乳歯を全部集めてコンプリートするためのこのような容器に心惹かれました。




でも、自分の性格をよく知っている私はこれに飛びつくことはしませんでした。

コレクター魂が強いからこそ、集められなかったときのイラっと感は半端ない。
長期間にかけて集めたものであればあるほどいらっとするでしょう。

乳歯が抜ける時期は非常に長く、中学生になっても乳歯が残っている子もいます。
家ではなく、出先や学校で歯が抜けることもあるでしょう。
それを確実に回収することなどおそらく不可能でしょう。

そのように、あらかじめ諦めた私は
乳歯が3-4個入る程度の仕切りもない木製の小さな容器を購入しました。

その結果はどうだったかと言うと、
私の予想通り、出先で抜けた乳歯は私がなくしたこともあるし、学校で抜けた乳歯を息子が持ち帰る事はありませんでした。

今現在
私の鏡台の棚には小ぶりな乳歯入れが3つ並んでいます。
臍の緒も3つ並んでいます。

1人目が早産でNICO管理だったので、通常は臍の緒を渡されないことが多いそうなのですが、たまたま息子の臍の緒がポロリと取れたときに息子の担当の方がついてくださっていて、「本来はお渡しないものなのですが」とこっそりと渡してくれたのを保管しておりました。

大昔、母が私に「あなたの臍の緒よ」と見せてくれたときには、何の価値も感動も感じなかったので、子供たち自身にとっては何の意味もないものなのかもしれませんが、母親にとっては捨てられないものの1つですよね。

なんだか、話がそれてきましたが
無理な目標を持たないことが育児で力を抜くポイントだという話でしたニコニコ