昨日から合わせ技シリーズ、、、ではなく、偶然です。
今日のブログは言いたいことが多すぎて伝わりにくくなりそうなので
要点を先に挙げて、何日かに分けてお伝えしようと思います。
①スレッドの適応年齢、適応範囲
②ロングスレッドとショートスレッドの使い分け
③口の横のポニョに対するショートスレッドの効果
①スレッドの適応年齢と適応範囲
当院でスレッドリフトをうける方の年齢は30代から60代です。
スレッドの本場韓国の教科書には、「スレッドの適応年齢は40代まで」と書かれているものがあります。
施術の効果と安全性などを総合的に判断すると、スレッドで良い結果が出せる適応は40代まで、というのはその通りだと思います。
スレッドにできることは『組織の位置移動』なので、たるんで伸びた皮膚を短くすることはできません。また、年齢を重ねて軟部組織がゆるむとスレッドが引っ掛かりにくくなるし、外れやすくなるので、持続も悪くなります。
ただ、アンミカさんか「年齢は記号」とおっしゃっていたように、
大切なのは実年齢ではなく組織年齢ですので、50代以上であっても
スレッドで良い結果が出せることはあります。
あとは適応範囲なのですが、
口横の浅いポニョっと出た部分を長いスレッドで引っ張るのは難しいです。
全体を引き上げても、あの浅いポニョ部分は引っ込まないので、かえって目立つこともあります。
今回は、そのような理由で ロングスレッド(アルテミス)とショートスレッドを併用した症例のご紹介です。
②ロングスレッドとショートスレッドの使い分け
医師によって考え方が違うと思いますので、以下は私の個人的な意見です。
ロングスレッドは方向性をもって引っ張ったり、組織の位置移動をするもの。
ショートスレッドは中顔面を丸く形づくったり、脂肪の萎縮、組織再生を目指すもの。
だと思っています。
それぞれの良いところ、足りないところを相互に補うことができる関係性だと思います
長くなりましたので、明日に続きます