目の下のクマにはベビーコラーゲン、というのは最早常識(と思っています)。

 

ただし、その適応や仕上がりはクマの原因や程度によって異なります。

 

目の下が凹んでいる『凹みクマ』には最も良い効果が出ますが

難しいのは、目袋が出ているタイプ。

 

とくに、にっこりと目元に力を入れても目袋が引っ込まない方の治療は難しいですえーん

 

 

なーんて、前置きをすると

「要するに、あんまりいい結果がでなくっても仕方ないって言い訳してるのかしら」

と思われてしまいそうですが、

施術前に予想される(期待される)結果をお伝えし、ご理解いただくことはとても大切なことなので、治療の困難度についても必ずお伝えしていますニコニコ

 

目袋が出ているとベビーコラーゲンでは治療が難しいのであれば手術しかないのか、

と言われると、それはある意味正解ですが、

かといって、流行りの「経結膜脱脂」に飛びついてはいけません。

(そもそも特定の手術がこんなに流行すること自体が怖いんですけど)

 

加齢変化、目袋が出ている理由を考えるとご理解いただけると思うのですが、

経結膜脱脂術だけで目の下がスッキリきれいになる方は少ないのです。

 

目回りの皮膚のたるみ、皮膚の下の眼窩脂肪を支えている組織全体のゆるみがありますので、脂肪をとればスッキリきれい、、、になるわけがないのです。

 

それなのに、良いことばっかり言って急いで手術を決めさせて高額な請求をするクリニックもあるようなので、ご注意ください注意

 

なんだか話が逸れてきてしまったので、本題に戻しましょう。

 

今日ご紹介する症例は、

目袋の左右差が大きく、とくに右目は注入だけで出せる結果には限界があるタイプの方です。

まず、術前

右目(ロゴのある方)の目袋がめだっていて、目元に力をいれても引っ込みません。

左目も目袋ありますが、軽度です。

 

目の下を支える組織のボリュームロスがあり、ベビーコラーゲンだけで施術するのはコスパが悪くなると判断し、

ヒアルロン酸0.5cc+ベビーコラーゲン0.5ccで施術しました。

 

施術後(1か月後)です。

 

左目は完璧キレイドキドキ

右目は改善してはいますが、まだ課題が残りますね。

 

でも、お化粧でカバーするのはかなり楽になりました音譜

 

 

ベビーコラーゲンは表面の細かな修正や色調改善は得意なのですが

ボリュームを出すのが苦手な製剤です。

そのため、必要に応じてヒアルロン酸との合わせ技でおススメすることがありますが、

目の下のヒアルロン酸は時間経過とともに膨らんだり透けてきたり(チンダル現象)しやすいと言われていますので、それらのことをご了解いただいたうえで治療法を選択していきます。

(開業して10年経ちますが、目の下のヒアルロン酸が膨らんできて溶かした方が1名いらっしゃいました)

 

コスパ悪くてもよければ、全量ベビーで施術するのも良いと思いますニコニコ

 

全国的にベビーコラーゲンが在庫薄とのことですが、

当院は入荷したばかりなので、まだ在庫ございますのでご安心ください音譜

 

≪症例写真をご覧になる際の注意事項≫

お顔の状態によって当然結果は異なります。

ご自身が同じ施術を受けても同じ結果になるわけではありません。

保険適応外です。全額自己負担となります。

料金やリスクについては末尾に記載がありますので、最後までお読みください。

 

≪施術料金≫

ジュビダームシリーズ 1本 77,000円

テオシアルシリーズ 1本 72,600円

同日の2本目は11,000円割引、3本目は22,000円割引です。

※麻酔代、特殊針代を含む

※料金は予告なく変更になることがあります。上記は2024年4月時点。

 

≪ヒアルロン酸の注意事項≫

・ヒアルロン酸の注入には内出血・発赤・腫脹・凹凸・チンダル現象(青く透けて見えること)・アレルギー・血流障害による失明や皮膚障害のリスクがあります。

・どんなに注意を払って施術を行っても内出血がでてしまうことがあります。内出血がでた場合、完全に色が消失するまでに約2週間かかります。

・最も重篤な合併症は血流障害による失明や皮膚障害です。解剖学を熟知し、注意深く施術を行うことによって、その発生率を下げることはできます。しかし、医療に絶対はありませんので、万が一に備えてヒアルロニダーゼ等の緊急対応薬剤を常備しております。

 

≪ベビーコラーゲンの料金≫

1cc 110,000円

ハーフ 60,500円

※麻酔代・特殊針代を含む                       

※ハーフサイズはあらかじめ滅菌シリンジに小分けにしたものを使用します。

※料金は予告なく変更になることがあります。上記は2024年月時点。

 

 

≪ベビーコラーゲンの注意事項≫

・ベビーコラーゲンはヒトの胎盤から製造された生物製剤です。HBV、HIVなどの感染症のチェックは行われていますが、未知の感染症含め、そのリスクはゼロではありません。

・内出血・発赤・腫脹・凹凸・アレルギー・血流障害による失明や皮膚障害のリスクがあります。

・どんなに注意を払って施術を行っても内出血がでてしまうことがあります。内出血がでた場合、完全に色が消失するまでに約2週間かかります。

・最も重篤な合併症は血流障害による失明や皮膚障害です。解剖学を熟知し、注意深く施術を行うことによって、その発生率を下げることはできます。しかし、医療に絶対はありませんので、万が一に備えてヒアルロニダーゼ等の緊急対応薬剤を常備しております。