もはや定番メニューの スレッドリフト 。

 

当院では Gコグ という PCL素材のロングリフトと

PDO素材のショートスレッドを採用しております。

 

毎年新しいスレッドが発売されていますが、もう長いこと Gコグを愛用しております。

 

理由は ①引き上げ力の強さ

     ②直後から歪みが少ない固定ができること

です。

 

デザインと必要本数は人それぞれですが

少ない本数でもちゃんと結果がでるスグレモノです。

(※ただし複数本入れたほうが固定力は強くなります。)

 

こちらは、片側2本の症例。

1本は頬から頭に向かって、

もう1本はこめかみから法令線に向かって入れています。

頬(口の横あたり)の重みが上がっているのがわかると思いますラブアップ

 

 

でもね、、、、

なんだかんだ、スレッドって 『1年に1回いれたくなる』 んですよ。

 

当院では 糸を筋膜や骨膜に固定することはしていないので(していないクリニックが多いと思います)

普通に日々表情筋を動かしているうちにだんだんと糸全体が移動するし、

糸自体の力も弱くなってきます。

 

と、なると、、、、

 

同じ予算でリフトアップするのであれば、ヒアルロン酸のほうが持続が長いよねって

ことが多々あります。

 

患者様のなかには 

「糸を入れればグイっと引きあがって悩みが一気に解決する」

と思っていらっしゃる方も多いのですが、そんなことはありません。

 

やはり大切なのは『土台』

 

不足したボリュームを補うことで、

余った皮膚などの組織をもとの位置に引っ張り上げたり、

筋肉の過緊張のコントロールもできることなども鑑みると

まず、最初に行うべきなのは ヒアルロン酸などフィラーを用いたボリューム補正だと思います。

 

それをやったうえで、さらに頬のたるみを引き上げたいとか、左右差が気になる、というときに

スレッドを併用すると、上で見ていただいたように良い効果が生まれるのだと思います。

 

スレッドで一発逆転とか

フェイスリフトで一発逆転!

という発想ではなく、

コツコツ、積み上げていくような考え方のほうが

周囲にも気が付かれにくいナチュラルな仕上がりになると思いますニコニコ

 

最近は コツコツと小銭貯金をしても 手数料でマイナスになるようですが、

コツコツ貯めた美容貯金は(適切な方法であれば)マイナスになることはないと思います音譜

 

さて、、、、子供たちの小銭貯金、、、どうする???