年齢を重ねるにしたがって減っていくものはいろいろあります。
肌のハリ
体力
気力
・・・ そんなこと言い出したらキリがないんですけど、
今日は 唇の話を。
ボリュームが減ったらヒアルロン酸で足せばいじゃん、というシンプル発想なのですが、
ただ足せばいいってわけでもないし、足しすぎ注意な部位です。
まずは、唇のどこにいれるのか、という話。
単純に失われたボリュームを補いたいという場合には
唇の赤い部分に柔らかにボリュームを追加するのが最もナチュラルでおススメです。
こんなかんじ。
この方には リデンシティⅡという目の下にもつかえるタイプのヒアルロン酸を1cc使用しています。
ハリがでて、唇の血色もよくなり、若々しく見えます
単純にボリュームだけではなく、
唇の際を立たせるようにしたいとか、唇の形を整えたい、という場合には
やや硬めのヒアルロン酸を 唇の赤と白の境目(vermillion border)に入れます。
こんなかんじ。
この方には ジュビダーム ボルベラ 0.5cc を使用しています。
立体的で、少しセクシーな感じに仕上がります
この方法は、鼻の下を短く見せる効果も強く、上述の赤い部分に入れるやり方に追加してお勧めすることが多いです。
だが、しかーし、、、、、
「唇にいれたら可愛くなった~」
と調子にのって、入れすぎてしまったり、繰り返し同じ場所に入れていると、
多すぎて 『くちびるお化け』 とか言われちゃうかも。
とくに、下のほうで紹介した、唇のヘリにいれる方法は、
ヒアルロン酸が鼻のほうに移動してきて、Borderラインが部厚くなり、
ここ数年Youtubeでバズっている有名な歌手の方みたいになっちゃいますよ~。
まあ、そうなってしまったら、一旦溶かしてリセットして仕切り直せばいいのですが、
一番怖いのは 「おかしい自分」 を見慣れてしまって気が付かないこと。
そして他人の指摘にも耳を貸せなくなること。。。