「ほうれい線が気になります」
というのは、
よくある悩み。
某大手美容クリニックさんも、
「ほうれい線、気になりませんか?」
と言ってますね。
でも、ほうれい線を目の敵にしすぎてはいけません!
とくに、
ほうれい線を直接ヒアルロン酸で埋めて平らにする方法は要注意です。
わたしがいつも言っているのは
「ほうれい線が凹んできたのではなく
その上がたるんで下がってきたから目立つのです」
ということ。
たるみを放置して、
ほうれい線の凹みだけをヒアルロン酸で埋めると、
口元がもっさりと重い、
「いかにもヒアルロン酸入れてます顔」
になります
もちろん、ほうれい線の部分も骨や組織が痩せてきますので、多少の直接攻撃はやむを得ない。
しかし、ほうれい線だけを攻撃して、
全体をみないのは、いかがなものか。
また、
ほうれい線の目指す姿は「真っ平ら」ではありません!
法令線が目立たないとして有名な女優さんと
目立つとして有名な女優さんの写真を2つ並べてみました。
目立つとして有名な女優さんの写真を2つ並べてみました。
見ていただきたいのはその周りの組織量や骨の形です。
下の写真の女優さんが
ヒアルロン酸でほうれい線を真っ平らにしたら
美しいですか?
、、、もっさりして、変ですよね
大切なのはバランス。
1カ所だけにこだわって、
そこだけを攻撃し続けると
結果としてアンバランスな変な顔が出来上がります
ヒアルロン酸はやり過ぎでも溶かすことができるのがメリットではありますが、皆さんお金をかけて入れたものを溶かすと言うのはなかなかふんぎりがつかないようです。
となると、大事なのは
「入れすぎないこと」
小さな鏡で自分の顔だけを見るのではなく、
ちょっと他人目線で見ることが大切です