新利根戦その4おまけ(反省点など) | おっさんアングラー哲の釣行記

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40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

というわけで、デビューを準優勝という華々しい成績で飾れた訳ですが、なんと言ってもフォールクローラーには助けられました。

というかすべての魚をフォールクローラーで釣ってます。
2日で10本、40up×1、30up×2を含む全て。
最近では縁あって村川勇介プロと仲良くさせてもらい、彼と、彼が作ったフオール友の会。(略してFTK)から
「霞水系、フォールクローラーかなり効くぞ」との情報により、少ない引き出しで迷うようなら最初から決め打ちでフォールクローラーにしてやる!というわけのわからない決意で臨んだわけです。
実際初場所である新利根川、何をやったらいいのかわからない。
ならば信頼できる筋からの信頼出来る情報に頼ろうというわけ。
朝イチはスピナべを巻いてみるもなんとなく雰囲気ではない、リグってあったのがフォールクローのダウンショットなので投入してみるもエビを食べている風はない、何方かと言えば小魚。
ならばとフォールクローラースナッグレスネコを投入。
これはどこへでも臆することなく入れることが出来る。以前はドライブクローラーを使っていたのだがどうにも柔らかすぎてスナッグレスには向かない、すぐ壊れるし。
しかしフォールクローラーは硬く、上下にスリットが入っているため、刺すポイントがわかりやすい上に壊れにくい。
1本のワームで下手すると3本釣ることが出来る、これはほんとにサラリーマンアングラーにはありがたい。
ドライブクローラーは一本釣れたらどこへやら飛んでいくもんなあ…

そんなこんなで、水中に沈んだ枝だらけの場所や水面から見えるややこしい障害物、竹などのオーバーハング、水生植物のマットのポケット、どこへでもどうぞと言った感じ。ベイトフィネス8lbラインならある程度の相手なら引っ張り出せる。
こういう釣り方は今までしたことがなかった。
臆することなく入れられたからこその釣果であり、フォールクローラーだからこその準優勝なんだなと思えた。

撃ち方もダンディの番組で見たやり方を思い出しながら、まずは狙ったエリアで絨毯爆撃。

全体的な反応を見てからさらにエリアを狭く絞り、より丁寧により繊細に探りを入れる。
これは前日プラで入った時にインサイドベンドの下流側で当たりや釣果が集中した反応がよかった場所だ。
方々見て回ったがそこだけが異常なほど反応がよかった、というかほかではほとんど反応らしい反応は得られなかった。
別にengineからお金やルアーをもらってる訳でもないし、村川勇介プロから宣伝を頼まれている訳でもないがフォールクローラーは本当にいいルアーだと思う。
今後の釣行ではマストアイテムとなった。


ところで。
戦いが終わり帰宅して翌日ふと思い出したことがある。
あれ?あれだけ天気が良くてシェードもくっきりして暑かったのにオーバーハングの下になぜアプローチしなかった?!
スキッピングで奥の奥へ、そういう技術も持っていたし、それ用のワームも持っていたじゃないか!

なんと大会で舞い上がってしまい、また、釣果に安堵してしまい、時間はまだたくさん残っていたのに自分でストップしてしまった。
もしかしたら…カバーの奥でキロフイッシュが待っていたかもしれない、入れ替えがキロフイッシュなら優勝出来ていたかもしれない。たらればかもしれないがやらなかった後悔は計り知れない。

デビュー戦で準優勝、十分ではないか

確かにそうかもしれない。
しかし…

今回の大会で自分に足りなかったのはメンタルの弱さ。
すべて出し切っても結果的には変わらなかっただろう。
でも出し切りたかった、出し切らなければならなかった。
次回の戦いには全てを出し切る!

そう決心したのでありました。