新利根川戦その3 | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

そして本戦。

前日の風はまるで嘘のように止み、晴天無風。さて、どんな戦いになるだろう。大会も新利根川もデビューとなる。
目標は「ウェイインすること」

ルールの説明が終わり、各々スタートする。上流に向かう人、下流に向かう人様々だ。

バウを上流に向け、昨日と同じ場所へ程なく到着。早速ネコを絨毯爆撃していく。

先行者はいたが、どうやら巻いているように見えた、それならネコにも分がある。

6:20ファーストフィッシュをゲット。
サイズは285g、最後まで生きていてくれたら最初の目標は叶えられる。
当たりは3つほどあったが何故か合わせられず、昨日はキチンと合わせられたのに…

ひと流し目はその1本のみ、周りにボートはいないのでもうひと流し。
すぐに2本目350g、そして7:40に3本目900g。手の震えが止まらない。
まさか本戦で、、しかもたった1時間半ほどでリミットメイクするとは!


3流し目に入ろうかとすると既に3艇のボートが見えたので諦めることに。

しばらくあたりをウロウロ、しかしほかの場所で全くの反応なし。

下流に向かうことに。

水門をくぐると広大な景色が広がっていた。
出てすぐ右にオイルフェンス。
その先はいい感じの葦場。

水深は少し浅めか。

流していくと向こうからもテキサスを撃つボートがくる。
少し大きめに迂回し、やり過ごしてから再開。

水生植物のマットが直径1mほど岸に生えている、形状的には岬になっていて沖に2本の杭。

マットポケットにネコをするりと入れ、2回ほどシェイク。反応なし、回収しょうとした瞬間マットに引っかかる。

軽くシェイクしてみて外そうと…
ギュン!!
一気に重みがかかる。
次の瞬間反射的にフルフッキング、魚がマットから一気に出てきた

でかい!

夢中になってファイトする、無事ランディング。

でっぷり太った40up、1250g
入れ替えのキッカーフィッシュとなった。
9:00の出来事、手どころか全身が震える、しばらく呆然となってしまった。

ひょっとして、トップテンくらいには入れるかもしれない…
合計2500gくらいにはなるはずだ。
気を取り直し更なる入れ替えを図る。

マットから少し沖の杭にネコを落とす。
ラインが走る、しかしこの子は285g入れ替えならず。

その後は水門外の良さ気な場所を探るも無反応、水門をくぐり上流へ。右手にも左手にもオカッパラーが大量にいてうんざりする。でもきっと彼らもボートにうんざりしてるんだろな。

日差しが強い、暑い…
風もそれほど吹かず暑さに拍車をかける。
途中何度か水門が開いたのか流れが逆流していた。

船着場につくと瀕死の魚を必死に介護している人がいた、なかなかの恐らくキロフイッシュ。ウェイインを早めることで魚が死ぬことを回避してくれるという、主催者側の配慮には感動した。

声をかけてみると入れ替えての魚らしい、やはり今日は釣れているんだな。そらそうだ、大会も新利根川もデビュー戦の自分が5本釣っているんだから他の人も沢山釣ってるだろ。

暑いので橋の下に入りネコを落としてみるが9:00のキッカー以降なんの反応もなく既にお昼。

しばらくあたりを流してみたが、暑さと釣果に満足したのでウェイインに向かった。

結果は2480g暫定1位。


少しあとに3000gを超えるウエイトを確認、これで暫定2位。
その後は順位がひとつ落ちていくたびに悲しくなるだけなのでウェイイン会場をあとに片付けに入った。

程なくして全員のウェイインが完了し、店内へ集まる。

さて、どうなるか…

5位から順に呼ばれる、あれ?5位1960g、意外に軽いな…
4位2360g、これで3位以内が確定。
3位2430g…


てことは

ま、まさか…

2位2480g。

なんと準優勝
信じられない。
名前が呼ばれお立ち台に上がる。

心がふわふわして何が現実なのかよく分からなくなってきた。

大会デビュー戦は誰にも生涯1度しか与えられない、全てのトーナメンター、バスプロでもだ。

そのデビュー戦でなんと準優勝。
こんなに嬉しいことは無い…
いい事はこの後も続く、なんと賞品はアブホーネットスティンガープラスMLスピニング。

(右から2番目が自分です)これ、絶対に近いうちに手に入れようとしていたロッドだ。我々お小遣いの少ないサラリーマンアングラーにとって心強い味方アブガルシア。

その後の全プレで手に入れたものも欲しかったものばかり

シマノ「バンタムトリプルインパクト」
YO-ZURI「3DB」
ジャッカル「ハンクル」
トップルアーはバズくらいしか使ってないけどスウィッシャーは高くて中々買えなかった、ハンクルは房総リザーバーでのボイル撃ちでは定番中の定番、しかもこの3つ、色が最高にいい。

この辺はおまけ

ジャッカル「ミナモ5」
サワムラ「ワンナップシャッド4」
ミナモは高浮力の水面シェイク、これは自分が最も得意とするサイト。
ワンナップシャッドも普段はドライブシャッドを使っているがこの色は欲しいけど買わないから代用に出来る。しかも生まれて初めてルアーで釣ったのはこのワンナップシャッド2㌅だった。思い出の深いルアーだ。


2018マニアックストーナメント初戦。
新利根川戦。
詳しくはこちら、マニアックスさんのブログに書かれています。


とても充実した1日だった。
トーナメントは今後片倉ダム、相模湖、亀山ダムの合計4箇所で行われる。
去年仲間内で合宿を行い三日間みっちり釣りこんだ片倉ダム。
初めてエレキをレンタルしボートデビューとなった近所の相模湖。
去年房総リザーバーデビューとなった亀山湖。
どれも少なくとも1度は訪れたことがある場所だ。
賞品でもらったロッドもPEでずっとやりたかったライトパワーフィネスで戦力になる。
とにかく
この大会に誘ってくれたおしょさん。
ライブウェルを譲ってくれたたかちゃん。
水漏れをその場で修理してくれたなおさん。
まずこの3人にお礼がいいたい。
そして今大会主催のアングラーズショップマニアックスさん。
場所を提供して頂いた松屋ボートさん。
とても楽しい一日でした、ありがとうございました。
次は片倉ダム戦、目標はウェイインです(笑)
(この大会の三日後、なんとぎっくり腰で仕事を休むハメになってしまったのは内緒)

続きで反省点や使用したルアーなどを書きたいと思います。