一日頑張ってみたが全員に釣果はなく、あえなく終了、4人はそうそうに引き上げていった。
まだ何となく心残りな場所があった自分は後で合流を伝え、その気になる場所でチャターを投げた。
ブッシュが生い茂り、なかなか投げづらい。
何度かミスキャストをした後、改心のキャストが決まり一旦フォール。
巻き始めた直後「ガツン!」
重いというより強いという引きを味わいながら何とかパワーで引き寄せハンドランディング!見事な体高の40upだった。
近くにまだ残っていた知り合いに見せると50あるんじゃないか!?
しかし測ってみるとピッタリ43。
しかしまずまずの魚だ!
先に引き上げて湖のほとりのレストランで食事をしていたプロ二人に、ガラス越しに堂々と見せると「おお!!」という表情。
物凄く誇らしげに見えたに違いない。
もといた場所に返しに行く時も他のバサーがら賞賛の声が上がる。
バスを離し、見上げると清々しく晴れ渡る冬の空。
まさかこんな真冬に、しかも同行者が誰ひとりも釣れず自分だけ、さらに改心のキャストでこんな良型がファーストフィッシュなんて…バス釣りをやっていて良かった!!
次の瞬間ベッドの中で目が覚めた。
これ、ほんとにさっき見た夢。