バス釣りをしている最中にiPhoneを水没させてしまった。
水没はこれで4回め、今まで何とか生き返ってくれていた彼も今回ばかりは虫の息…
「どうせもうだめだろうな」と思いつつも電源を入れると液晶が立ち上がる、あのアップルのマーク。
しかしすぐブルー一面。
すると今度は画面がチラチラしだしブラックアウト。
でもまたその直後アップルのマーク。
その次は赤一色、チラチラ、ブラックアウト。
アップルのマーク、緑一色、チラチラ、ブラックアウト。
そんなこんなを彼はずっと繰り返していた。
何かの拍子に見慣れたトップ画面にいきなりなったと思ったらすぐブラックアウト…
そしてまた繰り返し。
なにやら一生懸命生き帰ろうとしているように見えた。
それを繰り返すことおよそ3時間。
トップ画面、でました。
完全に生き返った感じではないにしろなんとかアプリも開ける。
取り敢えずそのままそっとしておく。
朝になり恐々ホームボタンを押してみると立ち上がった。
液晶に少し不具合が残りなにか不安定な感じ、とりあえずパソコンにつなぎバックアップ、なんとこれがきちんとできたのだ。
しかし!
バックアップ完了数分後、彼は帰らぬ人となりました。
もう何をやっても彼はうんともすんとも言わない。
泣けたよ…
ひょっとしてバックアップをとらせるために最後の力を振り絞って…
ありえないけどそんな方に思わせた。
お亡くなりになったiPhoneを持ってそのままauへ。
代替え機は出払っていて貸し出しがないとのことと、Appleに直接掛け合って欲しいとのこと。
その場で嫁のiPhoneを強奪しAppleにかける。
電話はすぐにつながった、これがちと意外だったね、こういうのって相当待たされると覚悟してたから。
電話口のオペレーターは水没の経緯を聞いて
「それはとてもお困りでしょう、早急に手配をします!」ととてもフレンドリー。
このオペレーターの口調や対応、言葉使いには物凄く感動した。
マニュアルチックではなく、フランクで、それでいてきちっと要点を得ている。
言葉使いの丁寧な友達に相談しているような雰囲気。Apple、すげえな。
交換機を直ちに発送しますとのこと。
ここで重要だったのが
1、AppleCareに入っているか
2、auスマートパスに入っているか
結論から言うとこの2点で無料になるかならないかが決まる。
Appleから交換機が送られてくるまでどれくらいかかるか。
エクスプレスサービスというものがあって3300円で利用できるのだが、これは交換機を送ってもらい届いたその場で故障機を渡すというもの。これがAppleCareに入っていると無料で使える。
修理代、これもAppleCareに入っていると上限が7800円になる。
そして、auスマートパスに入っているとこの7800円をauが支払ってくれるというわけだ。
結果、自分の場合は全て無料で行うことができた。
クレジットカードが使えないとダメだが。
そして、土曜日に水没の連絡を入れて、交換機が届いたのがなんと月曜日。
このスピード感半端でない。
オペレーターの質といい、この交換の速さといい。
料金といい。
日本の他のキャリアではちょっと考えられないな。
iPhoneを使い始めると止められなくなる。
Appleがここまでアフターケアーに力を入れていたとは…
やるな、Apple。
