ブラックマックス。
ラインは12ポンドのナイロン。
一投目の感想は
うーん飛ばないな
マグネットの感触を確認する。
キャスプロとの違いを見ている。
マグネットを調整しながら飛ばしてみる。
あれ?
同じルアーを飛ばしてみるがバックラッシュが明らかに減る。
再度調整り
うん、そこそこ飛ぶな。
キャスティングを慎重にしてみる。
うん、悪くない。
ルアーに対してのマグネット調整はちょっとシビアだがその分調整がハマると同じくらい飛んでバックラッシュの心配は以外と減る。
繰り返していく。
うん、いい。
調整が進むと同じくらい飛ぶのにサミングなしでバックラッシュしない。
はぁ最近のベイトリールって優れてるんだ。
これまでキャスプロで微妙に調整していたサミングがストレスなく投げられる。
これが最近のベイトリールなんだな。
くれた人に尋ねたところ同じような答えが返ってきた。
「今のリールほどバックラッシュは少なくなかったよ」
キャスプロを高い込んでわかるブラックの使い心地。
道具っていいものをただ使えばいいってわけでもないんだな。
それより良くないものを使い込んで初めてその良さがわかるんだな。
もっともそれが狙いでつかいこんでみたんだが。
バス釣りと言うのはとてもチープ。
道具によってほんとうに釣果は左右されるが、それは使っている人の技術にもかなり依存される。
今の自分の技術、バスとの対話。
そこを一ランク上げるためにこのアブガルシアのふた昔前のホーネットとブラックマックスは、ピッタリすぎるほどピッタリくる。
道具との出会いってこんなものなのかもしれない。