【出演】TOHOKU Roots Project『十年後のミラーボール』 | 真夜中ノ虹、途方ニ暮レル技術

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記憶のあとがき。自由帳。それでもまぁ、なんとかなる日々。




緊急事態宣言の延長、花粉の嵐、迫り来る公的な手続きの〆切...煩わしいことの多い日々ですが、もうすぐ3月11日。東日本大震災から10年。
政府やメディアも毎年この時期だけはお決まりの報道をしている。何も終わってはいない。あの日以前、当時、そして今も生活は続いているし、遠い場所からでもそのことに想いを馳せることはできる。

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東北にルーツをもつ演劇人が集い、東京で作品を創作し東北をツアーで回るという活動を2016年から展開している TOHOKU Roots Project という団体があります。
知人が出演していたり、僕自身が福島出身ということもあって、発足当初からその存在は気になっていたのですが、ご縁があって今回初参加となりました。
本当はこの春に東北・東京ツアーを予定していたのですが、コロナの影響により来年へ延期。
そこでその公演とは別演目(短編)で無観客生配信の企画が立ち上がり、こちらにも声をかけていただいたという流れです。

コロナ禍の、しかもこの時期に東北に所縁のある人たちと共に創作が出来ていること、配信限定ではあっても観ていただく機会をいただけたことをとても有り難く思っています。
稽古場にはいつも穏やかな空気が流れていて、その中で生まれた3本の作品にはそれぞれに素敵な味わいがあります。

“芝浜”というとある東北の町のカフェを舞台にした3本の短編で、僕は『ダンスフロアに華やかな光』と、3/12のみ『母のエレキギター』にも出演します。
各作品約30分とサクッと観ていただける長さ。作品自体はそれぞれ独立しているのですが、3本とも観ていただけるとより楽しめると思います。ぜひ通しで!
好きな場所で好きな時間に好きな人と(もちろん一人でも)、気軽に観ていただけたら嬉しいです◎


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TOHOKU Roots Project Pocketable Theater vol.1
短編生配信公演
「十年後のミラーボール」
【脚本・演出】堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)
【音楽】立石一海
【主題歌】広瀬咲楽
【撮影監督】田村雄一

生配信公演日程: 2021年3月9日~13日
アーカイブ配信期間:3月21日~28日
東京のとある素敵な場所から、画面を通して沢山の人達が同じ時間を共有するTOHOKU Roots Projectの新たな試み。

「Pocketable Theater(ポケットに入る劇場)」と冠して、それぞれの安心していられる場所で、家族や大切な人と一緒に沢山の人と画面越しに同じ芝居を観ることで、別々の場所にいてもその日のその時間を共有できる公演です。2018年、2019年、2020年の芝浜という町の「山笑ふ」というカフェを舞台にした30分の短編3本で描く、東北地方の港町とそこに住む人たち、そしてそこにやってくる人たちの物語。

 
【出演】
( )内の地名は出身及びルーツ地

<Episode1『フェスでゴミを拾う』2018年>

広瀬咲楽(TOHOKU Roots Project・宮城)
菊池泰生(岩手)
横道毅(花組芝居・岩手)
一色彩世(岩手)
G.K.Masayuki(KPR/開幕ペナントレース・宮城)
下村真梨奈(岩手)
葛岡有(宮城)
滝佳保子(劇団S.W.A.T!・宮城)


<Episode2『母のエレキギター』2019年>

滝佳保子(劇団S.W.A.T!・宮城)
葛岡有(宮城)
高野絹也(TOHOKU Roots Project・宮城)
長田涼子(岩手)
広瀬咲楽(TOHOKU Roots Project・宮城)

<回替わり出演>
大原研二(DULL-COLORED POP /TOHOKU Roots Project・福島)
澤口渉(ロデオ★座ヘヴン/TOHOKU Roots Project・岩手)
遊佐亮介(劇団ちゃきんちゃきん・宮城)
酒井和哉(福島)


<Episode3『ダンスフロアに華やかな光』2020年>

遊佐亮介(劇団ちゃきんちゃきん・宮城)
高野絹也(TOHOKU Roots Project・宮城)
酒井和哉(福島)
古川奈苗(兎座・福島)
長田涼子(岩手)
竹尾一真(42・東京★Guest)
広瀬咲楽(TOHOKU Roots Project・宮城)


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