マイクロチップの是非。 | きらくすわんこのブログ

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特に保護犬、動物管理(愛護)センター関連の情報を広めていくことに力を入れたいと思います。

犬猫へのマイクロチップ装着義務。

 

 

2022年6月、

 

飼い主やペットショップ、ブリーダーへの対応が義務化されるようですね。

 

 

マイクロチップを入れることでの、

 

本人(本犬、本猫)の身体の異常への心配がある。

 

入れてある仔はおうちに帰りやすい。

 

入れてない仔は野良犬扱いで処分されやすくなる。

 

正しいブリーダーやペットショップ(そろそろやめてほしいけど)が判別できる。

 

いい悪い、お勧めや問題点、色々出てきてます。

 

 

ちょっと勇み足?と感じる部分も。

 

そもそも、マイクロチップ扱う会社がいくつもあって、

 

読み取りのリーダーがそれぞれ違うのはダメでしょ?

 

と素人的には思います。

 

 

例えばこの仔。前に保護したことのある仔。

マイクロチップ入れてないから処分、とかなる?

 

 

5ヶ月後に譲渡先が決まり、1年半を幸せに過ごして旅立った。

チップがないことでの弊害がなかったから、生き延びられたと思うべきなのかな?

 

 

 

 

うちの優琳(すぐり)は保護犬です。

 

熊本県のセンターから引取りました。

 

来てすぐに、マイクロチップを装着しました。

 

迷子になって捕獲されたときに、連絡してもらえる確率が上がるからです。

 

放浪犬上がりの仔は脱走しやすいし、

 

脱走後の隠れ方が上手いから、捕まえにくい。

 

なので、万が一を考えて入れます。

 

うちに来た日の優琳。2018年9月23日。

 

 

優琳の前にいた、来楠(らくす)も、うちに来てすぐ入れました。

 

はい、脱走されました。

 

1回目は6日後に、別の野犬捕獲に来た福岡市のセンターが、

 

ついでのように来楠を捕獲し、連絡してくれました。

 

もう、ぼろ泣きでした。

 

2回目は、2本のリードごとカラーが抜けて逃走、32日間追いかけまわしました。

 

その時に味わったのは、

 

マイクロチップ、意味ないじゃん、でした。

 

来楠は野犬上がりにしては珍しく、人里に毎日判で押したように降りて来る仔だったので、

 

生存確認はできてました。

 

でも、山に上がられるとすぐに見失うので、チップよりGPSの方が良かったよ!と何度も思ったものです。

 

マイクロチップはあくまでも、読み取りできる状態であることが大前提。

 

なかなか活用の場面は少ないです。

 

逃走当時のチラシ。

電柱に貼りまくり、ニュータウンのあらゆるおうちにごあいさつに回った。

 

 

それでも優琳に入れたのは、やっぱりもしも保護されたときに帰りやすいようにという、

 

もう、転ばぬ先の杖、思考です。

 

 

義務化への問題は、結構重いと思います。

 

特に怖いのが、

 

入れてない仔は即、野犬・野良扱いで処分、というルートです。

 

 

我が家では今のところ、身体への影響は心配していないので、

 

とりあえず、来年の施行の行方を注視したいと考えています。

 

俺は元、仔野犬扱いさ~。