偶然、NHKBSの番組を見ました。
「家族になろうよ」
保護犬保護ネコたちの新しいご家族との出会いをお手伝い
というのがコンセプトらしいです。
正直、
保護動物への偏見はまだ根強く残っていると思います。
言っても、雑種だし。(そこがいいのに)
言っても、やっぱ汚いし。(それこそスッゴイ偏見だし)
※但し、野犬や放浪犬が、ノミダニやフィラリア持ちが多いのは事実だけど。
だからこそ清潔なおうちが必要なのだし。
言っても、乱暴でいつ噛みつくかわからないし。
(それは怖い思いをした経験や、用心深さからくるだけ)
2012年12月から2週間かけて保護したわんこ(仮名:ミルク。のち、ミルちゃん)
この時は寒波で、途中こっちも凍死するかと思った(笑
犬好きにも色々。
犬のブランドが大切な人や、
仔犬でなきゃだめだという、確固たる信念を持つ人もいるし。
そもそも小型でなければ、可愛いのカテゴリーにすら入らないことも。
2018年8月。引き取ってほしいと言われ、逢いに行った時の優琳(当時:ヒロミ)。
正直、慣れるのに3年~5年はかかると覚悟した(苦笑
私は生まれたときに、すでに雑種のわんこが2頭いました。
引っ越しで、わずか10か月の付き合いでしたが。
(引っ越し先に連れていけず、近所の人に引き取ってもらった)
その後も犬のぬいぐるみたちと育ち、
学校の帰りに拾ってきて怒られて、泣きながら元の草むらに戻した、苦い経験もあります。
学校の部室で、みんなで野良犬の面倒を見て、
ある日突然、姿を見せなくなってしょんぼりしたこともあったし。
だから、かどうかはわからないけれど、
とにかく、
マズルの長い、茶系の、鼻の周りが黒い雑種の仔、が一番好きなのです。
耳はピンでも垂れでもOK♪
こんな感じ♪
持ち家を得て、犬を飼おう!となった時、何軒もペットショップを回りながら、
相方と違和感を同時に感じて、里親募集記事に目を向けたのが、
保護犬との出会いのきっかけです。
違和感。
正体は不明ですが、
どこかペットショップの人たちの勧め方が気持ち悪かったのと、
大勢が1匹を見つめ合う中で、
この仔はきっと誰かが買うよね、と感じたところでその仔への気持ちが途絶え、
貰い手がなく、ブランドも持たず、ただ偶然の出会いを待つばかりの保護犬の方が、
自分の好みと気質に合っている気がしてきたのです。
そして出逢い、ひとめぼれした保護犬、煌(きら)保護時:あられ。
煌はもはや犬カテゴリーになく、ほぼヒトだった。。
私は本来、ものすごく短気だし、合理性に欠けることが大嫌いですが、
わんこたちに対しては、別の感情が優先し、短気も起こさないし、合理性を要求する気も起きません。
性格を変えるわけではなく、
自分の中にある、持ってるのに普段と違う面が、わんこたちに向けられるだけなのでは、と思っています。
特にその存在が偉大だ、と思うわけではないけれど、
いてくれてよかった、と感じられる日々は、
自分にとって、何より大切です。
2度も逃走され、泣く思いで探した仔。
来たばかりの来楠(らくす)はこんな距離感だったけど、一緒に暮らした1年4ヶ月で、出かける相方を追うまでになった。。。
先にリンクした「家族になろうよ」でも出逢いの場が多く設けられているようです。
もしご存じない方は、一度覗いてみてください。
でも、よく言われますね。
飼う勇気。
飼わない勇気。
出逢いは大切だけど、
ムリして双方が不幸にならないよう、関わり方をよく検討することも大事だと思います。
飼えないけど、ツイートして紹介してみよう、
寄付してみよう、
ボランティアしてみよう、
わんこたちとの関わり方は、たくさんあると思います。
初めて保護犬、煌をもらう前の年に、家の前の空き地に捨てられてた生後3ヶ月の姉妹犬。
我が家には家の囲いすらなく、受け入れ態勢が整ってなかったため、
10日かけて里親探した(苦笑
私は、今の仔(優琳-すぐり)が天寿を全うするまでは、頑張って生きたいと思うし、
その後は、できれば看取りをしたいと思っています。
そして、これからもたくさん、
保護犬・保護ネコたちのこと、
語っていきたいです。
だって、やっぱ、
好きだから(≧▽≦)







