ちょっと前説

 

その昔関電系のイオ光を使っていて、そこのイオブログというのがありまして、そちらでブログを書いていたんですがとっくになくなって記事の移行もしなかったので、それまで書き溜めた記事は全部ぱあ(笑)。当時けっこううどん打ちにハマっていてその事を書いていたのでそれはそれで残念なのですが、まあ問題はそこではない。

 

実は家庭用製麺機というモノを持っていまして、ここ数年前ならフィリップスのヌードルメーカーがちょいと話題になりましたが、私の製麺機は今はもうとっくに廃番になっている泉精器製作所のこね工房というモノです。もう廃番になってからかなり長いのですが一応ヤフオクとかメルカリでたまに出品されているようです(しかし、食品扱うモノですから未使用ならともかくとも思います)。今の仕事に変わってから、なかなか趣味に割く時間がなくなって(語学の勉強は私には趣味ではありません)、大半の趣味は過去のものになってしまっているのが現状ですが、この家庭用製麺機は思い出した頃に出してはうどんを打っています。

 

いつまで続くか分かりませんが、まあ忘れないように備忘録の意味も含めてこの家庭用製麺機でどのようにうどんを打つかを簡単に書いておきます。

 

 

まずはこれがこね工房。基本的には上の蓋を開けて粉、塩水を投入すると捏ねてくれますが、やはりどうしても捏ね感?が足りないので10分ほど動かした後取り出して、袋に入れて踏みます。

 

 

正面から見た写真です。冗談がローラーで側面にダイヤルがついており、圧延するローラーの幅を変える事ができます。下段がカッター。カッターは2種類付属。要するに細い方と太い方です。細い方はラーメン等の細麺、太い方はうどん、パスタ用です。実際の所この幅だと讃岐うどんにしては細めの麺に仕上がりますが、うちの家族は太いのを好まないので、この幅が我が家のうどんのスタンダードになりました。・・・カバーを上下つけ間違えています・・・ですのでカバーの表記と実際は逆になります。

 

 

粉ですね。私は長年木下製粉さんの讃岐すずらんを使い続けています。理由はこの会社の通販サイトのファリーナさん(下にリンクいれておきます)から簡単に購入できて入手性が良いというのがもっぱらの理由。日清製粉の緑あひるなんかが有名ですが、ちょっと入手性が良くないですね(実は一度近くの業務用の某食材店で1キロの小分けを購入しましたが、結構時間が経っているのかどうなのか、あまり良くなかった記憶があります)。その昔ファリーナさんで購入する讃岐すずらんは5キロ袋が最小で、家庭で5キロを使い切るのはなかなか難儀だったのですが、今はこの通り1キロのチャック付きで6キロパックというのがありますので非常に便利になりました。

*実はその昔20キロ入の紙袋なんてのも購入していましたが、まあなかなか使い切るのは大変です。

 

 

 

粉ですね。きちんと電子はかりで500グラムを計量します。こね工房はそんなに大量に捏ねる事はできないので、1キロ袋の半分の500グラムで2回捏ねます。個人的にもこの位の量の方が取り回しが良いです。

水分量と塩分量ですが、どん亀のたるさんという方のサイトを長らく活用させて頂いております。勝手にリンクを貼らせていただきますが、私はこの表が無ければうどん作りは成立しない位重要なサイトです(余談ですが、どうも私の家のお近くにお住まいのようで、バス釣りもちょうど私と同じ時代にされておられたので、ひょっとするとどこかでお会いしたかもしれません)

 

手打ち讃岐うどんの作り方

 

きちんと水の量と塩の量と温度の相関がグラムで書かれています(当時、うどん作りで悩んでいた私には革命的でした)。うどんの場合は割合融通がきくのですが、それでもきっちり電子はかりで計量すると間違いがありません。

 

 

粉を投入!

 

 

蓋を締めてスイッチを入れると割合大きな音で撹拌が開始されます。

 

 

 

このような感じで捏ねられて行きます。10分程度回したら、電源をオフにして生地を取り出します。

 

 

生地を取り出したら丈夫なビニール袋に入れて踏みつけます。平らになるまで踏んで、取り出しくるくるっと丸めてまた袋に入れて踏む。また平らになったらそれをくるくるっと丸めて踏む、の3回繰返して完了。

 

 

まあるく纏めたら、ラップにくるんでしばらく生地を休ませます。休ませる時間は正直適当ですね・・・30分から一時間程度でしょうか。

 

 

ある程度手で押しつぶして8等分に切り分けます。これは大体この大きさがローラーの幅一杯になった時の長さがちょうど良いのでずっとこうしています。

 

 

打ち粉を振って(打ち粉はファリーナさんでも購入できますが、別にコーンスターチでも良いです)ローラーで伸ばした状態です。うまくやればきっちり長方形に近いかたちになるんでしょうが、別にどうでも良いです。大体同じ幅をローラーで2回づつ通しで伸ばします。上手に流さないと詰まってしまうのでここは注意が必要です。

 

 

カットしたらこんな感じです。カットは少々コツがあって、カットされた麺は放置しないで流れてくるさいに持ちつつ、さっと最後は引き上げると、綺麗にまっすぐになります。正直寝かせる時間が足りないのと、ローラーで強引に圧延しているからか、カット面が荒れています。まあ、正直自家消費なのであんまり気にしないですけど。食べきれない分はラップにくるんで冷凍庫に入れて保存できます。

 

 

可能な限り大きい鍋で茹でます。大体茹で時間は13分前後でしょうか。10分辺りから様子を見ています。茹であがったらザルに移して冷水でぬめりを取ってください。

*釜揚げの場合はそのまま食べますが、それ以外の場合は一旦冷水でぬめりをとります。かけうどんにする時も同様です。

 

 

完成するとこんな感じですね。やっぱり荒れてますね。まあ、正直粉の質が良いのでこんなのでも美味しくいただく事ができます。

 

昔たまに聞かれたのが、茹でる際に塩は入れるのか?という事ですが、入れません。パスタの場合は、賛否両論ありますが私は入れません。入れると洗うのが面倒になるから・・・それだけ。

 

で、最近うどん食べてるの?と言われると、正直食べていません・・・ダイエット中で炭水化物は極力控えています(笑)