私の拙いブログの中ではEWA A106の記事がぶっちぎりでアクセスが多いので、ちょっと真面目にこのスピーカーの音を聞き込むと同時に他の方の記事も読んでみました。

 

一番気になったのが、BOSEの某スピーカー並(低音以外)というレビューを見かけた事。そもそもBOSE自身あまり自分では評価していないのですがWWW。まあそこまで言うのならという事で再度このスピーカーを良く見てみました。

 

 

全体像はこんな感じ。余談ですが上のメッシュを押えるとうわんうわん音が鳴りますwww。

 

 

ついでに底も写してみました。これってぼよんぼよんするのですが、コーン紙なの???

 

リスニング環境ですが、比較のためというか何というか

 

 

こいつの音と比較してみました・・・今は無きハイランドオーディオのAIBGEL3205というスピーカーに犬の古いアンプの組み合わせです。

逸品館のHPに少しだけ残っていました。

 

ハイランドオーディオAINGEL

 

てか比較がおかしいやろという突っ込みはおいといて・・・

機器はiPhone7をどちらもBt接続でとにかく色々な音楽をかけて比較という所で、ソースはiPhone7の中に入っている音楽、amazon music、YouTube等々。

 

聞く前から大体分かっていた事は、このA106って低音はスカタンなのですが、置いている環境にかなり依存します。ですのでフローリングの床に置いて床全体を振動板(になるんかいな?)とした場合どうなるか?という所ですね。

 

ボサノヴァとかをかけてみると、中高音が綺麗に響きます。また、ヴォーカル系は特に女性ヴォーカルの場合やはり綺麗に響きます。あと語学関係なんかは音声だけなので聞き取りやすくて向いていると思います。

逆にだめなのが低音・・・単発で聞けばまあ聞けない事もないのですが、比較するとこらだめだわ・・・バンド系なんかはポップスでもロックでもどうも音がばらけています。特にハードロックとかは安物のラジカセでも聞いているのか?と錯覚しそうな程ダメダメで音バラバラ。これならJBLのGO2で聞いている方がまだ音のまとまりがあるという所(JBLのGO2はGO2で音が若干こもって聞こえますが、防水という事でこれはこれでいい)。

 

結論:ソースをかなり選びます。特に女性ヴォーカルとかイージーリスニング、ボサノヴァなんかには適していますが、それ以外のソースだとボリュームを絞ってなんとなく流して聞く等々それなりの工夫が必要かと思います。

 

だいたいネットとかのレビューでコスパ最高とか驚愕とか書いている人に多いのですが、大げさに書きすぎ。このスピーカーもこの値段では(ソースを選べば)結構イケているけどそのレベル。実売価格が2000円程度なのでそのクラスのスピーカーの中だけで比較すれば良い方なのではないですか?高音に限って言えば昔作ったフラミンゴに近い感動はありましたが、まあその辺りはスピーカーの特性なので・・・

 

買って損はしないと思いますが、数万円のスピーカーに匹敵するとかそういう事は決してありません。そもそも数万円のスピーカーはもっと音がまとまって聞こえますので・・・

 

あくまでも、ソースを選べば綺麗な中高音が聞こえるスピーカーであって、それ以外のソースだと音がバラバラで馬脚を現すという表現で締めくくりたいと思います。

 

では次の出張にA106かGO2のどちらを持っていくかと言われると、GO2を選びます。だってシャワールームだろうがどこだろうが使えますから。