八九六四に思う。 | “気侭な旅人”

八九六四に思う。

30年前の今日、高校3年生だった自分の前で繰り広げられた世界の話題の一つがこれだった。
当時はともかく今となっては、あの時の中国共産党の学生に対する行動は、市井史観ではなく帝王学的に見て、「正しい」判断であったと思う。
実際にあの学生たちの行動、革命が成功していた場合、今の中国の繁栄はあるか?と問えば、答えはNo!!となる人が多いと思う。
基本、あの国には、皇帝権に当たるような何らかの強力な統治イデオロギーが必要なのだと思います。

しかしなぁ、これは頂けない。

目先の利益に引っ張られ過ぎず、もっと叩けよ、中国を追い込めよ、世界の国々よ!!

恐らくアメリカによる経済戦争よりもこの政治姿勢を叩かれる方が中国政府はいらつくはず(^_^;)。

僕は新疆ウイグル自治区には漢民族の力が今ほど強くない時代に3回ほど訪れているけれども、本当、心地良い空間だった。

残念ながら、もはやチベット族は終わったと思う。

最後の砦、新疆のウイグル族よ、頑張れ!!!