災害は普通の顔してやってくる | 喜びも悲しみも幾年月

喜びも悲しみも幾年月

++ 日々こんな感じ ++

朝のラジオも通常に戻り

なんとか木の芽時の憂鬱も

乗り越えちゃったかな

 

 

とか思いながらハンドルを握っていた

午前9時ちょっと過ぎ。

 

いきなりスマホが緊急アラート。

 

え、なになに?

すかさずラジオから地震情報。

 

あぁ地震かぁ

与那国なら気づかないなぁ

 

くらいに思っていたら

津波が来るらしい。

 

「今すぐ逃げてください

 高いところに逃げてください」

 

それはもう与那国だけでなく

石垣も宮古も本島も。

 

 

今日はこれから海沿いの道を通って

本島中部まで配達に行く。

 

途中まで島の高いところにある

国道を通っていたけど

そのあと海に向かってまっすぐ

おりていかねばならん。

 

上りの渋滞と反対に

下っていくクルマはなし。

 

埋め立て地になっている

その手前の交差点に

パトカーが止まっていて

おまわりさんに止められ

「この先はキケンですよ」

と言われるけども

配達先に待ってもらうよう

連絡してあるので

「すぐ離れます!」と言って通過。

 

もうその先の道はがらがら

 

 

 

 

ちょっとコワイくらい静か。

 

この先少し行ってから

山側にあがって

最後の1件を届ける。

 

 

結局ここら辺には

予報通りのころ

30cmあまりの津波が

観測されたらしい。

 

 

特にあぶないこともなく

帰ってくることができたけど

台風時には

東側の波が

西側の海まで飛ぶくらいの

小さい島のこと

とても緊張する3時間あまりでした。

 

台湾ではおおきな被害も出ているとか。

 

普通に出かけて

なにごともなく帰宅しただけでも

こんなに気持ちが落ち着きません。

 

こころよりお見舞い申します。