気がつくと1か月があっという間に過ぎている。

 


少し前に5年ぶりに風邪を引きました。

なかなかしつこいヤツで3週間ぐらい咳が続いていたんだけど「5年ぶりだから風邪の引き方忘れたなぁ、風邪ってこんなもんだったかなぁ」なんて惚けたこと思っていたら実は肺炎だったよ。

 

 

ビックリだね!

 

2年前から呼吸器系の問題で通っている呼吸器内科に行ったら「kipikoさん、肺炎です」と言われ「はい、そうですか」と色々検査したらCTに肺炎が見えた。


その後入院するほど酷くも無いので、ワタクシのHPをガッツリ低下させる抗生剤や何やらをたくさん処方され飲むこと6日間、もうヘロヘロですわ。

 

その間薬を飲みつつ、キャンセル出来ない仕事で遠方へ出かけたり、その後kipi郎の母さまのお祝い事があり長野まで出かけたりしてHPがガリガリ削れ続けた7月前半…。

 

気分は真っ白に燃え尽きたあしたのジョーみたいだったよ。


 

 

 

さて人の肺炎の話なんて大して面白くも無いから別の話。

 

最近、帽子を買った。

帽子が好きなわけではなくて、帽子と日傘ならどっち選ぶ?と言われたら迷わず帽子。

日傘を持ち歩くのがイヤ、帽子なら頭に乗せて運べるからね。

 


帽子選びにはいつも苦労するので、サイズ小さめでラフィアや天然素材の帽子を見つけたら迷わず買う、とりあえず買う。

 

 

毎年麦わら帽子をかぶると「ルフィ」か「カールおじさん」にしか見えない芋マダム


 

 今年は「カールおじさん」




 

これ中折れ帽なんだけど、帽子になんの表示もついていないのでどっちが前か後ろか分からない。

まぁ前後が違っていてもたぶん誰も気がつかないと思うからまぁ良いや!

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3日目にダイブしたところは上高地。

 

 

 



もう言わずと知れた素晴らしい景色でした。

 

ここでは、河童橋から明神池を目指して梓川右岸道を行き左岸道を通って河童橋まで戻る約2時間のハイキングコースを歩いたよ。

 






明神池で佇む夫婦






林間コースは新緑が美しくて、こんな煩悩に塗れて薄汚れたワタクシの心も洗われるようだったわ!

 

 

上高地は標高1500メートルの山岳地、このハイキングコースでも熊出没情報があり、我々夫婦は2年続けて熊に怯える


その他に猿も生息している。

注意書きには「猿を見かけても餌をやったり、目を合わせたりしないように」とあったわ。

 

 

注意書きを読んだ時は「まぁせいぜい数匹くらいでしょ、もしくは見かけることもないかもね」くらいの感じだった。

 

 

 



まったくそんなもんじゃなかった。

軍団だよ、猿の軍団!

 

前方から列を成してのしのし歩いてきた。

その他にも木の上で何かを貪り食べてる猿もいたし、まだへその緒がついたままのチビちゃんもいた。



段々その数にちょっと恐ろしくなってきて、前からくる猿をチラ見したら猿は我々をまったく意に介してなかった。

お互いに何故か左側通行で「すんっ」って感じでむしろ向こうが目を合わせない。

 

 



 

写真は数匹だけど、前後もっと長い列

 




熊に怯え、猿の軍団に慄くこと約2時間

「はいどうもお邪魔しました」とハイキングを終えて、次に目指すは…上高地帝国ホテル

 

 



 

この旅の〆にワタクシ史上最も高級なカレーをこの上高地帝国ホテルで食べる

 

 

 



若干その雰囲気にビビるワタクシ!

 


 

今回はそれぞれ一方が行ったことがあるけどもう一方は行ったことがないというコンセプトで旅を構成した。

関ケ原はワタクシもkipi郎も行ったことがなかったけど、比叡山はワタクシが修学旅行で、上高地はkipi郎が20代の頃に自転車で行ったことがある所。

 


頼まれもしないのに出陣したり、修学旅行の少年たちの幸運を祈ったり、熊や猿に怯えたりのいつもながらの弥次喜多珍道中、今回も何とか無事に帰り着きましたわ。

 

 


 

おまけ

最近はどこでも熊目撃情報があり、いつもいつも怯えながらのハイキングなので、今回の旅の後に南部鉄器の熊よけの鈴を購入しましたよ。

 





小さいながらも南部鉄器独特の涼やかに響く音がするけど、この鈴で昨今のハイパーな熊を寄せ付けないようにする事が出来るとは到底思えない。

 

無いよりはマシよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日は翌日の比叡山に向けて、琵琶湖畔に泊まったよ。

たぶん琵琶湖を見たのは初めてかもしれない…

 

 



琵琶湖の朝焼けは美しかった



前日は何のイベントかは知らないけど、20分間ほど琵琶湖で花火が上がっていてホテルの部屋の真前で堪能した。

人混み知らずの花火を見れるって良いわ〜。

 

 

ホテルから比叡山まではそれほど遠くないので、朝ゆっくりホテルを出発して比叡山に着いたけど

まだ修学旅行生軍団はちらほら。

 

 

ワタクシは不勉強ゆえの大きな誤解を今までしていた。

チケット売り場の方から、比叡山延暦寺は三塔の地域に分けられていて、それを総称して比叡山延暦寺ということを教えていただいた!

 比叡山延暦寺というお寺は単体では存在しないのね。

 そんなことも知らずに比叡山を連呼しながら来た夫婦。




まずは東塔地域から。


比叡山延暦寺のランドマーク的存在の根本中堂に行ってみたら「ただいま修復中」

ワタクシ達の旅ではかなりよくあるあるの工事現場見学となりました。

 

思わずkipi郎と声を揃えて「また工事現場!」と言ってしまったわ(罰あたり夫婦)

 





 




でも気を取り直して修学旅行生に混ざってあっちこっちと見学したり、1つき100円で開運を得られる大きな鐘をついたりして来たよ。

 

1つき100円という金額につくかどうか迷っていた修学旅行の少年たちにkipi郎が「100円で開運だぞ!ついた方がいいぞ!」と背中を押して差し上げたら、その後我々の後ろでゴンゴンと鐘の音が鳴り響いていた…少年たちよグッドラック!

 

 

その後西塔地域にも横川地域にも足を運んでお参りして来ましたわよ。




釈迦堂




西塔地域、横川地域と進むにつれて人も少なく静かな山中の聖地という感じで良かった。

 

 昨年行った高野山も広いと思ったけど、比叡山も広大だった!




しょうぐうさんとワタクシ

 

比叡山にも高野山の「こうやくん」のライバル的存在の「しょうぐうさん」というカワイイ子がいたよ。


にこやかな顔してるけど、本当はお互い裏ではバチバチかもしれない…

(ああ、ワタクシってなんて下衆野郎なんでしょう)

 


 

 

次はここからどーんと飛んで長野県の上高地に行きます。

修学旅行生の軍団の次は猿の軍団に遭遇する。