3日目にダイブしたところは上高地。

 

 

 



もう言わずと知れた素晴らしい景色でした。

 

ここでは、河童橋から明神池を目指して梓川右岸道を行き左岸道を通って河童橋まで戻る約2時間のハイキングコースを歩いたよ。

 






明神池で佇む夫婦






林間コースは新緑が美しくて、こんな煩悩に塗れて薄汚れたワタクシの心も洗われるようだったわ!

 

 

上高地は標高1500メートルの山岳地、このハイキングコースでも熊出没情報があり、我々夫婦は2年続けて熊に怯える


その他に猿も生息している。

注意書きには「猿を見かけても餌をやったり、目を合わせたりしないように」とあったわ。

 

 

注意書きを読んだ時は「まぁせいぜい数匹くらいでしょ、もしくは見かけることもないかもね」くらいの感じだった。

 

 

 



まったくそんなもんじゃなかった。

軍団だよ、猿の軍団!

 

前方から列を成してのしのし歩いてきた。

その他にも木の上で何かを貪り食べてる猿もいたし、まだへその緒がついたままのチビちゃんもいた。



段々その数にちょっと恐ろしくなってきて、前からくる猿をチラ見したら猿は我々をまったく意に介してなかった。

お互いに何故か左側通行で「すんっ」って感じでむしろ向こうが目を合わせない。

 

 



 

写真は数匹だけど、前後もっと長い列

 




熊に怯え、猿の軍団に慄くこと約2時間

「はいどうもお邪魔しました」とハイキングを終えて、次に目指すは…上高地帝国ホテル

 

 



 

この旅の〆にワタクシ史上最も高級なカレーをこの上高地帝国ホテルで食べる

 

 

 



若干その雰囲気にビビるワタクシ!

 


 

今回はそれぞれ一方が行ったことがあるけどもう一方は行ったことがないというコンセプトで旅を構成した。

関ケ原はワタクシもkipi郎も行ったことがなかったけど、比叡山はワタクシが修学旅行で、上高地はkipi郎が20代の頃に自転車で行ったことがある所。

 


頼まれもしないのに出陣したり、修学旅行の少年たちの幸運を祈ったり、熊や猿に怯えたりのいつもながらの弥次喜多珍道中、今回も何とか無事に帰り着きましたわ。

 

 


 

おまけ

最近はどこでも熊目撃情報があり、いつもいつも怯えながらのハイキングなので、今回の旅の後に南部鉄器の熊よけの鈴を購入しましたよ。

 





小さいながらも南部鉄器独特の涼やかに響く音がするけど、この鈴で昨今のハイパーな熊を寄せ付けないようにする事が出来るとは到底思えない。

 

無いよりはマシよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初日は翌日の比叡山に向けて、琵琶湖畔に泊まったよ。

たぶん琵琶湖を見たのは初めてかもしれない…

 

 



琵琶湖の朝焼けは美しかった



前日は何のイベントかは知らないけど、20分間ほど琵琶湖で花火が上がっていてホテルの部屋の真前で堪能した。

人混み知らずの花火を見れるって良いわ〜。

 

 

ホテルから比叡山まではそれほど遠くないので、朝ゆっくりホテルを出発して比叡山に着いたけど

まだ修学旅行生軍団はちらほら。

 

 

ワタクシは不勉強ゆえの大きな誤解を今までしていた。

チケット売り場の方から、比叡山延暦寺は三塔の地域に分けられていて、それを総称して比叡山延暦寺ということを教えていただいた!

 比叡山延暦寺というお寺は単体では存在しないのね。

 そんなことも知らずに比叡山を連呼しながら来た夫婦。




まずは東塔地域から。


比叡山延暦寺のランドマーク的存在の根本中堂に行ってみたら「ただいま修復中」

ワタクシ達の旅ではかなりよくあるあるの工事現場見学となりました。

 

思わずkipi郎と声を揃えて「また工事現場!」と言ってしまったわ(罰あたり夫婦)

 





 




でも気を取り直して修学旅行生に混ざってあっちこっちと見学したり、1つき100円で開運を得られる大きな鐘をついたりして来たよ。

 

1つき100円という金額につくかどうか迷っていた修学旅行の少年たちにkipi郎が「100円で開運だぞ!ついた方がいいぞ!」と背中を押して差し上げたら、その後我々の後ろでゴンゴンと鐘の音が鳴り響いていた…少年たちよグッドラック!

 

 

その後西塔地域にも横川地域にも足を運んでお参りして来ましたわよ。




釈迦堂




西塔地域、横川地域と進むにつれて人も少なく静かな山中の聖地という感じで良かった。

 

 昨年行った高野山も広いと思ったけど、比叡山も広大だった!




しょうぐうさんとワタクシ

 

比叡山にも高野山の「こうやくん」のライバル的存在の「しょうぐうさん」というカワイイ子がいたよ。


にこやかな顔してるけど、本当はお互い裏ではバチバチかもしれない…

(ああ、ワタクシってなんて下衆野郎なんでしょう)

 


 

 

次はここからどーんと飛んで長野県の上高地に行きます。

修学旅行生の軍団の次は猿の軍団に遭遇する。

 

先週3泊4日で滋賀県、岐阜県、長野県をロードトリップでホッピングして来ました。

 

 

まず手始めは岐阜県へダイブ。

我が家の刃物類を充実させるために関市へ行ったよ。

目指すは岐阜関刃物会館




 

ここはいろいろな種類の包丁からハサミ、スライサーまでありとあらゆる関の刃物職人の殿堂だった!


特に包丁は見たこともないようなプロ用の物がたくさんあって見飽きない。

 

「日本刀かっ?」って思うようなマグロを解体する包丁とかさ、寿司屋の方が使うような出刃とか何に使うか分からないような包丁とか(もうほとんど小学生のような説明だね)

 

 

 

そんな刃物の殿堂でワタクシたちは極上の爪切りと普通のパン包丁、ハサミも砥げるしなるダイヤモンドシャープナーを購入

 

この購入した極上の爪切りが本当に極上かどうかはよく分からないけど、箱に「美濃関のはさみ職人が作り出す最高の切れ味」って書いてあったからきっと極上…たぶん(まだ使ってない!)

 

 

1時間ぐらいうろうろとじっくり刃物会館を堪能した後、出陣前にまずは蕎麦屋に出陣!


 



 

そばきり 萬屋町 助六

 

 



ワタクシは無難な天ザル

もう春も終わりだけど山菜の天ぷらがおいしかったよ

 

 



Kipi郎はその名も円空なた切りとざるの合い盛り

見た目はすごいけど、蕎麦の味が深い

円空なた切りはこちらの蕎麦屋さんの人気メニューだよ

 

 

 

蕎麦も食べたし、予約の時間もあるのでいよいよ天下分け目の関ケ原に呼ばれてないけど勝手に出陣

 



岐阜関ケ原古戦場記念館

 

 




 

ワタクシは子供の頃から大の歴史好き。

特に好きなのはおよそ30年間という短い間に歴史が大きく変遷して行った桶狭間の戦いから関ケ原の戦いまで。

 

 

そのクライマックスの合戦の地である関ケ原古戦場がこの旅の1番の目的(そう思っていたのはワタクシだけ!)











 

と言っても現在は合戦の地は住宅地だったり畑だったり、工場だったりして面影はないけど、古戦場記念館の中で臨場感あふれる映像を見たり体験ができるし、半径数キロ以内に参戦した武将の陣跡が何ヵ所もあるから関ケ原という場所がよく分かって楽しかったー。

 

 

 

 

旅はまだまだ続きます。

翌日は修学旅行生に混じって天台宗の総本山 比叡山延暦寺に行くよ!