酸っぱい漢方薬もあるんです | 『日々の健康お役立ち情報とたま~に雑談』 糸島薬局 薬剤師コガのブログ

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漢方薬って苦いイメージを持っている方が多くいらっしゃいます。

 

 

苦そうだから漢方薬はヤダって方も
漢方薬イコール苦いって先入観を捨てて

服用してみたら

意外にすんなり飲めてしまうこともあります。

 

私は現在

花粉症の症状に

小青竜湯を服用しているのですが

この小青竜湯は

口に含んでみると

結構酸っぱいんです。

 

小青竜湯の構成生薬は

麻黄、桂枝、甘草、乾姜、五味子、細辛、半夏、芍薬

となっています。

酸っぱさのもとになっているのは

五味子という生薬。

 

花粉症の人には

小青竜湯は病院でもまれに処方されますが

エキス剤の粉ではわかりにくい味も

お湯に溶いて服用すると

結構味もわかりやすくなります。

 

 

漢方薬って

色々な生薬を組み合わせています。

その味が複雑に絡み合って

漢方薬自体の味になります。

苦いだけじゃなくて色んな味の漢方薬がありますよ。