先日、「気」についての記事を書いたので
ちょっとした雑談を。
といっても有名なお話みたいなので
知っている方も多いかも。
「気」と「氣」の漢字
氣は気の旧字体でしょ?
と思うかもしれませんが
气の中が違います。
天体を意味する「气」と
その中が「〆」と「米」。
「 米 」は末広がりで八方に広がる。
「〆」は〆る(しめる)、周りから強く抑える。
合気道では
いまでも「氣」の文字を
推奨しているところもあるようです。
気は東洋医学では
生命活動を維持していくために必要なエネルギーです。
人が持つ気にも種類があって
たとえば気の生成に関しては
食物中のエネルギーから作り出される水穀精微(すいこくせいび)の気
空気中のエネルギーから作り出される清気(せいき)
親から受け継ぐ先天の精気(せいき)
などに分類されています。
気と氣については
ブログなどを色々見て回っても
色々解釈されたり考えたり
たくさんあります。
私はあまり意識してはなかったのですが
自然界の氣は
「氣」のほうがなんとなくしっくり来るなぁと
思ったりします。
そういや
〆る:強く抑える と 米:八方に広がる
って陰陽の関係にも見えるかも。
春は気の巡りが重要です。
天地の氣を受け
自分からも氣を出して
気を巡らせていきたいですね。