12月7日は二十四節季の大雪です。
「おおゆき」ではなく、「たいせつ」と呼びます。
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也。
暦の上では雪が激しく降り始めるころとされています。
山の峰々が雪で白くなり、平地にも雪が降る頃とされます。
本格的な冬の到来になり、動物たちも冬ごもりを始めます。
でも、暦の上では大雪でも福岡では全然雪が降る気配は無いですね(苦笑)。
二十四節季は中国から伝わったものなので、日本の気候とは差異があります。
中国も大きいので、地域によって気温の差が激しいですね。
本日の気温は、北京では8℃/-2℃、広州では21℃/10℃、哈爾浜では-10℃/-25℃・・・。
調べてみると、二十四節季は中国の文化の中心だった黄河流域の華北が起源だそうです。
華北は北京・天津両市と河北、河南、山東、山西の四省を指します。
緯度的には東北地方と同じくらいでしょうか。
大陸性気候と島国の気候という違いもあり、二十四節季には日本の気候とはズレが出ます。
それでも、日本でも二十四節季は暮らしの中に組み込まれています。
例えば、手紙の時候の挨拶なんかも二十四節季を参考にします。
二十四節季を基にした食などに関する風習は、日本でも応用が利くものがありそうです。
季節の暮らし方の参考にしたいですね。