熱中症は症状いろいろ | 『日々の健康お役立ち情報とたま~に雑談』 糸島薬局 薬剤師コガのブログ

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こんにちは。

糸島薬局の古賀です。

 

福岡は8日ごろからかなり高温になるという予報が出ていました。梅雨の時期と相まって、とても蒸し暑くなりそうですね。

 

さて、気温が上がってきて、気になるのは熱中症です晴れ

 

熱中症とは暑い環境で生じる健康障害の総称です滝汗

熱中症は以下のように分類されています。

 

1:熱失神・・・ 皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳血流が減少して起こります。脈は速くて弱くなります。めまい、顔面蒼白、一時的な失神が起こります。

 

2:熱疲労・・・ 大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。悪心や嘔吐、全身倦怠感、頭痛など。

 

3:熱けいれん・・・ 大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。 筋肉痛、筋肉のけいれん、手足がつる、といった症状が現れます。

 

4:熱射病・・・ 体温が上昇し中枢機能に異常をきたした状態です。 高体温、意識障害(応答が鈍い、言動がおかしい、意識がない)がみられたり、ショック状態などの重篤な症状が見られます。

 

熱中症は、夏の強い日射しの下で激しい運動や作業をする時だけでなく、身体が暑さに慣れない梅雨(明け)の時期にも起こりますあせる

また屋外だけでなく、高温多湿の室内で過ごしている時にもみられます。症状が深刻なときは命に関わることもあります。

 

梅雨時期から熱中症対策を心がけましょう。