こんにちは。
糸島薬局の古賀です。
梅雨には色々不調が起こりやすくなる要因があり、とくに「湿邪」に気を付けようという記事を書いてきました。じつは梅雨時期は湿邪だけではなく、湿邪にまじって暑邪や寒邪も身体を侵すことがあります。
今日なんかも福岡は少し肌寒いですね。
湿邪と寒邪が合わさると、体が冷えやすく、体に水分がたまりやすい状態になってしまいます。身体が重くだるくなり、めまいやボーっとする症状、そして、気持ちも沈みやすく、落ち込みやすくなります。梅雨の憂鬱な気分の原因になります。うつやパニック障害、不安神経症の症状を起こしやすくなってしまいます
雨が続くと憂鬱に気分になってしまいますが、「晴耕雨読」(= 晴れた日は畑に出て耕作し、雨の日は家にいて読書すること。田園に閑居する文人の生活などに言う。) の精神で、本を読んだり、お気に入りの音楽を聴いたり、映画を見たりするのもいいかもしれません。日照時間が少なくなるので、しっかり光に当たることも重要ですね。外出の機会が減り、運動量が減るので、ストレッチなどで身体を軽く動かしてあげることも大事です
ストレスをためない生活を心がけるとともに、体が冷えすぎたり、暑くなりすぎたりしないように、寒暖に対しての注意も必要ですね。
おそらく福岡もあと一週間前後で梅雨入りです
梅雨をしっかり乗り切っていきましょう。