アメリカ買い付け紀行『12年目へ』 | 「ビンテージ家具ショップKio」女性店長のDiary

アメリカ買い付け紀行『12年目へ』

 

9月8日から16日までアメリカ買い付けでした。

 

 

今回、色々ありましたが

(まあ、いつものことと言えばいつものことですが。。また追い追い書いていきますね)、

結果として、ひとつひとつが個性的な・・Kioらしいモノをたくさん集めることが出来ました。

 

 

初日。

 

イミグレーションがいつも以上に混雑して入国が遅れたため、

一軒目のディーラーに着いたのが15時と、

スタートも遅いところへ、出物も少なく、滑り出しは不調。

 

でも「ぜったいに焦らない」、

「かわいい子(ビンテージのことですよ)がきっと待ってくれてるから、無理して集めない。

見つからなかったら次へ」

これを肝に銘じました。

 

 

「手を動かしていれば、進んでいくから」

たとえ状態が良くても、削りだったり、磨きだったり・・・・、

手を掛けるところがたくさんあるアンティーク・ビンテージのリペア仕事にたいして

夫がときどき口にする言葉。

 

買い付けも足を動かしていれば進んでいく。

 

 

仮に一箇所でひとつしか見つからなくても、

それを繰り返せば、コンテナいっぱいモノが集まる。

 

もちろんそんなの当たり前のことなのだけれども、

でもそこには何だか貯金箱みたいな喜びがありますし

(最初はたまってなくて虚しいけど、コツコツ続けてるうちどっさり増えているという。。)

(というか、そんな貯金箱をいっぱいにしたためしはありませんが。。。)、

そうなるのははっきりしているのだから頑張ろうという気持ちにもなれます。

 

 

↑日を追うごとに増えていくビンテージたち。運送会社さんの倉庫にて。

 

買い付けも12年目に突入しましたが、

総合的に見ると、今(今回ということではなくて、ここ最近のということです)の内容が

自分のなかでいちばん好きです。

 

 

 

↑ホテルの外階段より。

 

日に日にまるくなっていく月をいつも眺めていました。

 

 

買い付け紀行、次からは具体的に書いていきますので

よろしければお付き合いください。

 

それではまた次回!