2024年6月18日、1906年オリンピック・アテネ特別大会・金メダルが
Kunkerで落札されました、その価格2万4000ユーロ。
https://www.numisbids.com/n.php?p=lot&sid=8031&lot=122
手数料20%・1ユーロ130円とすると円建手数料抜337万2973円相当。
当時のレート1ユーロ170円で計算すると441万811円にも相当します。
olympic-games-winner-medal-1906.phpによると金メッキ銀製メダル。
オリンピックの金メダル、国内オークションに登場!でレポートしたように
金メダルが純金製であったのは1904年・1908年・19012年の三大会のみです。
金メッキ銀製メダルでありながら300万円~400万円を超える高値!
さすがはオリンピックの金メダル!!
なお、1906年オリンピック・アテネ特別大会では
78の競技に対して金・銀・銅メダルが製造されたそうです。
参照:https://new.coinsweekly.com/
競技の中には団体競技も含まれているため製造数は78枚以上になるでしょう。
ところで、アテネ特別大会と”特別”が付くのは前回の1906年から2年後
第3回大会と第4回大会の間に開催されたためです。
本来は1908年に第4回大会がローマで開催されるはずでしたが
イタリアの組織委員会が1906年1月に解散してしまい
急遽、ギリシア政府の意向でアテネ大会が開催されたそうです。
結局、第4回大会は1908年にロンドンで開催されたため
第~回という正規の大会ではなく特別大会となりました。