昨日4月14日はA.W.主催第36回オークション2日目でした。
南北アメリカ+ヨーロッパが対象であり、いつもなら、主戦場になるはずですが
今回は生き残りが、わずか、3枚しかありませんでした。
結果は落札1枚のみ・・・辛うじて2日連続落札なしを回避できました。
但し、その落札価格は円安を考慮しないと割高、円安を考慮すると割安という微妙な水準。
稀少ではないコインなら円安を考慮した割安額で落札する必要はないのですが
稀少であるコインは機会を逃すと次にいつ出会えるかが分からない。
しかも、画像を見る限り見映えが実に素晴らしい・・・果たして、実物はいかに?!
さて、今回の注目はこの↓メダル
MS64 GERMANY Bavaria AV Medal 1905
https://wwwn.auction-world.co/xpai/lot_AA36-4164.html
履歴は下記の通り、円建手数料抜落札価格は1ユーロ130円・1ドル111円で計算。
2018年10月11日2800ユーロ:numisbids.com/
手数料込で3360ユーロ、39万3514円相当
2020年11月6日4200ドル、42万円相当:coins.ha.com/
2023年1月13日3360ドル、33万6000円相当:auctions.stacksbowers.com/
2020年→2023年で840ドル、20%も下落しています。
しかし、当時の為替相場(1ドル103円→128円)で円建手数料抜落札価格を計算すると
2020年11月6日38万9730円→2023年1月13日38万7459円
ほとんど変化なしという結果になります。
円安下ではドル建で大きく下落しても円建で割安になりにくいのです。
そんなメダルの今回の落札価格は・・・80万円。
前回の落札価格と当時の為替相場(1ドル128円)を考慮した上で比較しても
80万円÷38万7459円≒2.06倍
更に、諸経費として輸入税6%のみ考慮して収支を計算すると+30万115円
極めて大きな黒字となりました。
円安下で海外落札→国内出品でしたが
こんな黒字が出るほど国内のメダル高騰は著しいようです!