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優れた鑑定能力を有する宝石商のメイドを主人公とする漫画。

 

究極の贋作コインは出現するか?で紹介した

この↓漫画の主人公である質屋の女子高生は石が放つ”気”で宝石を鑑定しますが

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宝石商のメイドは知識と眼力で宝石を鑑定します。

つまり、今回紹介する漫画は正統派の宝石漫画と言えるでしょう。

 

メイドの主人も素晴らしい見識を有し

客に対して「資産保全なら宝石より金(ゴールド)」と勧めます。

*第1巻、6話から

 

それでは、宝石とは一体なんなのか?

宝石には2つの捉え方があると思います。

 

「良い宝石は一代で終わらず、人から人へ受け継がれ歴史を重ねる」

*第2巻、7話から

宝石の本、その2:宝石は資産保全に向かずでも書いたように

過去の持ち主や取引履歴を追うことができる稀少な名品こそが真の宝石と呼べます。

但し、超高値となるため、とても庶民には手が届きませんが・・・

 

「何を美しく思うかに値は関係ないはず」

*第1巻、3話から

宝石を資産と考えず趣味と割り切ってしまえば、自分が美しいと思う石こそが宝石なのです。

 

宝石に関する話題がバランスよくストーリーに組み込まれている名作です。