昨日2月20日はA.W.主催第31回マンスリーeオークションの締切。

今回の出品は987ロット(コイン・メダル以外、更に、出品取消も含む)。

昨年は2月926ロット、3月770ロット、5月1066ロット、6月727ロット

8月970ロット、9月1230ロット、11月1096ロット、12月988ロット

でしたので、ほぼ昨年並みの滑り出しと言う感じでしょう。

割安なら欲しいものが2ロットだけありましたが、割安額では落札できませんでした。

昨年から、厳密に言えば、一昨年11月からマンスリーeオークションで落札がありません。

 

今回、注目のコインはこれ↓

GERMANY Hannover ハノーファー Taler 1865B PCGS-MS62

https://en.numista.com/catalogue/pieces47380.htmlによると発行数2000枚

銀貨にしては少ない方です・・・が、入札するか迷いました、理由は下記の通り。

①発行数が少ない割に現存数が多い

MS62はPCGSで25位、登録数18枚、そして、総登録数48枚。

https://www.pcgsasia.com/valueview/index?l

NGCでは12位、登録数17枚、そして、総登録数47枚。
しかも、NGCではProof-Likeの登録も12枚あります。

PCGSとNGCを合わせると107枚も登録されています。

②重量が20g未満の中型銀貨

銀貨を入手するなら20g以上の大型銀貨、例外はデザインが美しく割安な場合に限ります。

③海外におけるMS62の相場が不明

今回の中型銀貨は海外におけるMS62の落札記録が見つからず相場が不明・・・

国内なら下記の通りでした。

2019年10万3000円:https://www.auction-world.co/library/item_134646.html

2020年9万5000円:https://www.auction-world.co/library/item_139350.html

2022年20万円:https://www.auction-world.co/library/item_204301.html

他のコインと同様、2022年に著しく高騰しましたが、それ以前は下落傾向がありました。

 

結局、今回の落札価格は20万2000円、2022年さえ超えました。

入札するなら2022年の落札価格は無視して:コインの2021年問題

9万5000円~10万3000円と思っていたので迷うだけ無駄でした・・・

最近はこんなのばかり、僅差で負けるのではなく大差で負けてしまうのです。