昨日2月10日は第116回入札誌「銀座」オークションの締切でした。

相場が定かではない射撃際記念メダルを自分の想定よりは安値で落札できました。

都市景観が描かれたhigh gradeのメダルでしたので

都市景観ターラーのコレクターが参戦してきたら苦戦すると思っていましたが。

入札誌「銀座」オークションでの落札は2023年8月第114回以来となります。
 

さて、今回の注目は、またしても、訳ありゴシック・クラウン↓

英国 Gothic Crown 1847 UNDECIMO KM-744 PROOF DETAILS CLEANED

 

NGCでの鑑定は洗浄有、しかし、気になった点はそこではありません。

気になった点は鼻と周囲のキズ→

Scratches:引っ掻きキズと鑑定されていなくても見映えが台無しです。

NGCのサイトでも画像を確認しましたが:https://www.ngccoin.com/certlookup/

やはり、鼻と周囲にキズがあります→

 

ゴシック・クラウンは美しさこそが魅力、その美しさが損なわれては・・・しかし

A.W.主催第27回マンスリーeオークションではキズがあるPF58の落札価格が105万円! 

そして、今回の落札価格は・・・52万円、落札手数料10%での54万5766円相当。

2021年以降に出品されたDetails Cleanedとしては妥当と言えるかもしれませんが

2020年以前に出品されたDetails Cleanedと比べると著しく高値です。

参照:Gothic Crown UNDECIMO Detailsの謎と落札価格

 

そもそも、ゴシック・クラウンは流通用ではなく贈呈用であったはず

なぜ、ゴシック・クラウンに今回のようなキズが付くのか?と疑問に思い

改めて調べたところ:https://ja.wikipedia.org/wiki/

流通用と発行されたコインであり明らかな流通痕を認めるものもあると記載されていました。