2023年5月26日財務省公表によると
令和4年末、つまり、2022年末時点での対外純資産は以下の通り。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/iip/2022_g3.pdf
1位日本:約419兆円
2位ドイツ:約389兆円
3位中国:約336兆円
4位香港:約234兆円
5位ノルウェー:約157兆円
なぜか、中国と香港が別扱いになっていますが
両者を合わせると日本を大きく上回ります。
2021年末時点では以下の通りでした。
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/reference/iip/2021_g3.pdf
1位日本:約411兆円
2位ドイツ:約316兆円
3位香港:約243兆円
4位中国:約227兆円
5位カナダ:約152兆円
4位までの変動を計算してみると
日本:+約8兆円
ドイツ:+約73兆円
中国:+約109兆円
香港:-約9兆円
したがって、2023年末にはドイツが日本を超える可能性が高いでしょう。
また、中国の勢いが今後も継続すれば世界の勢力情勢に大きな影響を与えるでしょう。
いずれにせよ、日本の相対的なパワーダウンがこのままでは不可避であり
これもまた円安の一因になっている可能性があると思います。
1ドル120円以下・1ユーロ140円以下になれば海外取引を再開したい
そう思っていましたが、そのような水準まで円が回復することは非常に難しそうです。
海外取引を始めた2020年は1ドル110円以下・1ユーロ130円以下!
当時はここまで円安が進み、しかも、それが長期に渡るとは思ってもいませんでした。