昨日6月3日は泰星オークション2023のフロア入札がありました。

泰星コインが主催する年1回の大規模オークションであるため

カタログは豪華なのですが

出品総数は764ロットとA.W.が主催するマンスリーeオークションよりも少数。

また、海外コイン・メダルに限ると642ロットですが

そのうち273ロットは自分の興味がない中国コイン・メダルなので

残り369ロットが自分の入札候補となりました。

そして、これはいいなと思ったもの、多くがスタート価格の時点で高値でしたので

結局、自分が入札できたのは数ロットのみでした。

そして、最終的な結果は・・・落札なし!

全く勝負にならず惨敗という感じでした。

自分の記録を調べてみると、昨年4月に金貨1枚を落札してから

1年を超えて泰星コイン主催オークションで落札できていないことになります。

 

さて、今回注目のコインはこれ↓

アルゼンチン NGC AU58 8レアル銀貨 1838年(R) KM8

2022年に国内オークションに登場した2枚のAU55と比べてみると

https://www.auction-world.co/xpai/item.jsp?id=85014

https://www.auction-world.co/library/item_203608.html

見映えは今回のAU58の方が劣るように思えます。

そのためか、スタート価格3万円からの上昇は鈍く

落札価格は15万円、落札手数料10%での15万7432円に相当します。

今年のオークションを象徴する銀貨と金貨でレポートしたようにAU55の落札価格は

2022年1月9万9000円→4月16万円となりましたが・・・

16万円を超えなかったのは、やはり、今回は見映えが良くなかったからでしょうか?

国内では見映えよりもグレードの方が落札価格に与える影響は大きいと思っていましたので

意外な結果でした。