昨日3月28日、一時的ですが、とうとう1ドル125円台まで円安が進行!

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB286IZ0Y2A320C2000000/

2015年以来、つまり、7年ぶりだそうです。

2015年の際には日銀の黒田総裁が国会で「これ以上の円安はありそうにない」と発言。

1ドル125円は「黒田ライン」として意識されてきたそうです。

 

ただ、今回は米国で長期金利が2.53%に上昇しているのに対して

日銀は日本の長期金利を0.25%(1/10!)に抑えるため

わざわざ10年物国債を無制限に買い入れています・・・指し値オペと言うそうです。

少なくとも、現段階で日銀に円安進行阻止の意図は全くなさそうです。

 

だったら、財務省がドルを売って円を買う為替介入を行うかと言うと・・・

事前に米国の了解が必要でしょうから、そう易々とはできないでしょう。

 

今回、1ドル125円は一時的で既に1ドル123~124円までになっていますが

今後、1ドル125円までは円安が進行することを想定すべきでしょう。

と言うか、1ドル110円程度に戻ることはかなり絶望的です。

せっかく開拓した海外取引ですが、自重せざるをえません。

 

なお、ここ最近のドル円相場を見ると、悲劇的に円安が進んでいる様相を呈していますが

過去40年間を振り返ってみると、かつては1ドル200円以上・・・

1ドル200円を切ったのは1986年でした。