上:いつぞや流行った?ウタ○ロ石鹸
下:ミヨシ石鹸
↓
ウタ○ロは、蛍光増白剤が入ってます
(ブラックライトで光るやつ)
昔は台所にウタ○ロ置いてて、
フキンとかに擦り付けて使ってました💦
無関心ってホント残念🙈💦アチャー
ミヨシ石鹸でもフキンは同じくらい白くなります…笑
複雑なことって、考えるの疲れませんか?
私は疲れます😅
ついつい、色々考えるのをすっ飛ばして、
単純な結論に飛びつきたくなっちゃう。
(それを思考停止と呼ぶのかも…)
台所洗剤ひとつとってみても
石鹸VS合成洗剤で、石鹸Win!
みたいな、
頭の中で単純な図式にしちゃったり。
石鹸は生分解性が高くて身体に優しくて
環境に「良いもの」
合成洗剤は生分解性が低くて
身体にも環境に「悪いもの」
(注:PRTR法なんて今更改定したところで本気にしませんので)
な〜んて風にササっと結論出したら、
あとは
使うものを変えるだけで
(例えば合成洗剤から石鹸に変えるだけで)
自分の生活や生き方は変えない
今までと同じように生きていく
…
それも悪くないんですけど、
少しもったいないな…って思う
今日この頃なんです。
私は前回の投稿の通り、
「合成洗剤」よりも「石鹸」を推しています。
身体に危険が少ない&環境負荷が少ないであろうから、が、一番なのですが、
それ以外にもふたつ理由があります。(後述します。)
何か物を買う際に
どれを選ぶのが
身体や環境にいいか?
という視点はもちろん大切で、私達が買う物が変われば、売られる物も変わっていくと思います。
ただ、
その視点だけだと、いつまでも大手のメーカーと縁が切れないですよね。
「生分解性が高くて、手肌に優しくて、香料無添加で、でも便利な合成洗剤」を求めるニーズに応えて
合成洗剤でも生分解性の高いもの、手肌に優しいものも販売されています。
私も過去に使ってみて、実際に手肌に刺激の少ないと感じたものありました。そこそこ泡切れが良くて、生分解性も石鹸同等かそれ以上に高いというデータが出たものとか。
じゃあ、それを買えば楽チンじゃない?って思って、ついつい買っちゃう。
(生分解性については、合成洗剤も石鹸も、自社に有利なように実験方法やデータに仕掛けがあるように思うので、本当の順位は分かりません。また、生分解性と魚毒性はまた別です。さらには、製造過程で発生する副産物に毒性があったりする界面活性剤もあるようです。私は、人体にも環境にも、家庭で使う洗剤としては、総合的に石鹸が一番安全だと思ってます)
で、しばらくして、何か問題が出てきたら、またそれに代わる製品が出てきて買い替えて、、、と。
単に物を買い替えて問題解決しようとすると、きりがないんですよね💦
ニーズに応じて、あの手この手でどんどん新しい製品が出てきますし、売る側はデータなど印象操作するのも簡単でしょうし。
ヤシノミ洗剤がいいのでは?
フロッシュの無香タイプがいいのでは?
非イオン系の脂肪酸アルカノールアミド
(コカミドDEA)はいいのでは?
マイルド系のシャンプーの界面活性剤によくあるよ?
(ハルシャンプーとか)
同じく非イオン系の
ポリオキシエチレンアルキルエーテルはどう?
がんこ本舗の"海へ"は多分コレとヤシ油脂肪酸アルカノールアミドが主成分、かなぁ?
など、など、いくら調べたところで、
化学のプロ、販売のプロが作る製品を消費者が本当に見極めるのは無理だと思う。事実、原材料の調達や製造過程を含め、ほとんどのことが「謎」なものを私達は買っています。
ニーズを叶えてくれそうな、ハイテク?合成洗剤があるとしても、
合成洗剤Aから合成洗剤Bに買い替える
よりも
合成洗剤Aから石鹸に買い替える
ことをおすすめしたい理由のひとつがそこでして。
A.いざとなったら
地域や家庭で作れるから
です。
いざとならなくても…作れます笑
石鹸と合成洗剤の一番の違いだと思います。
合成洗剤は専用設備が必要で
複雑な化学反応過程を経て作られる一方
石鹸は家庭や地域で作れるシンプルな工程です。
(苛性ソーダの取扱は厳重注意ですが)
大手メーカーでないと作れない物、
どうなっているか謎な物、
そういうものを必需品にするのを
どんどんやめていきたいな
と思うわけです。
小さなコミュニティで、できる限り生活を回していく。そういう生き方を選択することが、庶民である私達が力を取り戻していく唯一の方法ではないでしょうか。少なくとも今は。
ハイテクや化学技術を否定しているわけでは全くないんです。夢を叶えてくれる技術、発明、むしろ、好きでした。今だって好きです。恩恵どっぷり受けてます。
でも、化学技術って、誰がどういう意図で何のために使うかで、社会に対してまるで違う影響が出るものなんですよね…ほんとそこが大問題!!
本当は、海だって川だってこれ以上汚さないで綺麗にしていく技術と知恵が既にありそうなのに…
合成洗剤から石鹸への移行を推すもうひとつの理由、
それは
A.石鹸にはコツが要るから
です。
石鹸は合成洗剤とは使い勝手が違うので、使いこなすために少し知識とコツが要ります。最初は失敗したりするし。
台所やお洗濯で快適に使いたいと思ったら、調べて工夫をせざるを得ないんです。
ちなみに、石鹸も色々で。
汚れ落としに特化したアルカリ性助剤や酵素などが添加された石鹸は、うまく使いこなせなければ肌にキツいです。
もっとも肌にマイルドなスーパーファット製法で作られた石鹸だって、使い方によっては手肌は荒れます。
既に肌のバリア機能が崩れていれば、石鹸は結構刺激になります。
そもそも、石鹸だからといってどれだけ無限に使っても排水が汚れない、わけではないですし。(それでも合成洗剤より断然安全だと私は考えています)
汚れってなんなの〜?
汚れが落ちる仕組みってなんなの〜?
どうすればちゃんと落ちるの〜?
洗濯槽が汚れるのはなぜ〜?
って、石鹸をきっかけに考えることになる。
(私だけじゃないハズ!)
そして、
手間なしコツなし(と錯覚する)合成洗剤と違って、
使っていくうちに気づいていくんです。
あ、ここは石鹸いらないかも!
って。
あ、洗剤いらないかも!
って。笑
まあ、合成洗剤からいきなり洗剤無しになるパターンもありますが(お洗濯ならマグちゃんとか)、汚れ物の多いご家庭など、なかなかそうはいかないですよね。
洗剤って、ほんとうは必要最低限でよくて、
その「必要最低限」は、習慣的にいろんな洗剤を使っている方が想像するよりずーーっと少ないと思います。
食器や服といった無機物だけでなくて、生物である自分達の身体や頭髪や口内もいつも洗剤で洗っているなら、、、
洗い過ぎ、洗剤の使い過ぎ…です。
美容にも健康にもよくないよ💦
部活動で多量の汗をかく男子がいたり、洗剤の活躍必須なご家庭のお洗濯も、石鹸とプラスいくつかのナチュラルクリーニング剤があれば、むしろ合成洗剤よりも化学的にスッキリサッパリ汚れが落とせます!!
ナチュラルクリーニング大全、おすすめの本です!
まーた長ーくなってしまいました😅💦💦💦