カンボジア終了―>エチオピアまでの道のり(3)娘の恩人Sさんのこと | コンフォートゾーンをつきぬけろ!日本からワクワク未知の世界へ飛び出そう!

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シカゴに2泊目の娘、

ホテル内でも申請し続け、最後に私が

日本時間の朝4時半ごろに申請したら、

偶然通ってようやくビザをゲット!

 

成田で1日、シカゴで2泊の末に

ようやくカナダ行きの便に搭乗できて

入国できました。

 

PCR検査結果72時間というところで

抵触しかかったのですが、

入国管理官が温情のある方で

何とかお目こぼししてもらえました。

 

これもたまたま、本当はこの係官の担当

(カナダ国籍専用)ではなかったのが、

空いてるから、と通してもらったのが

運よく功を奏したようです。

 

シカゴにいる間、大学側にもサポートを

求めましたが、全くなしのつぶて。

カナダに入国する前は自己責任、

ということなのでしょう。

 

そんな中、一番助けてもらったのが

Air CanadaのスタッフのSさん。

 

彼は本当に娘の恩人です。

彼自身も南アジアか中東系の出身で、

留学生としてあまり語学ができないところで

フランスで学んだ経験があったそう。

 

娘を他人事とは思えなかったのでしょう、

本当に親身になって助けてくれました。

 

シカゴ2泊目で、PCR証明72時間が

ダメになってしまうのではないか、

もう日本に帰ったほうがいいのではないか、

と娘も気落ちしていたところ、

 

君の場合は特殊な事情だし、

72時間は問題にならないから大丈夫だ、

 

ビザも必ずとれるし、そこさえクリアすれば

あとは何も問題ないからあきらめずに

頑張ってみようよ、と励ましてくれたり、

 

ご飯ものどを通らない娘に、

スナックや飲み物を買ってきてくれたり、

 

最後はわざわざ搭乗ゲートまで来て

見送ってくれたり、

 

思い出すたびにありがたくて

涙が出そうになります。

 

何かお礼がしたいのですが、と

娘が訊ねたところ、彼は笑って

じゃあまたシカゴに遊びにおいで、

といったそうです。

 

娘にとっても、今回の経験は

色々な理不尽なこともあり、

 

ひとりぼっちの不安と恐怖の中で

Sさんはじめ、通りすがりの人の

やさしさや親切心に触れ、

そのありがたさが身に沁みた、

貴重な経験になりました。

 

明日に続く。