現在、プロ棋士になるには奨励会を突破する必要があり、人生を賭けた戦いがなされています。

 

江戸時代の将棋家元三家においても、家元の息子と言えども見込みが無いとなると廃嫡された記録が残っており、「勝負」のつく芸能世界の厳しさを物語っています。

 

ましてや家元の血縁で無い者は、一旦家元に属そうとも、この漫画の様に途中で追い出された人が数多く居た事は想像に難くありません。

 

留次郎は5歳の時から大橋家にその才を認められ、長じてからの昇段のペースも家元嫡子と同じ速さであった事から、将棋の才能に疑問を持たれた事は無いと思いますが、その過程では、数多くの夢破れて去っていった将棋指しを見届けた事と思います。えーん

 

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