先週末に参加した(あざみ野カレッジ)テーマは「女性画家たちの戦争」
この夏放送されたETV特集「女たちの戦争画」 日本美術史 第二次世界大戦期の女性アーティストの研究 講師:吉良智子さん
まず「女性アーティストを何人知っていますか?」の問い
ーーーうぅ~ン、思い出せるのは「三岸節子」「上村松園」「片岡球子」 あ、多くの人は「草間彌生」をあげたそう。
その時、思い出せなかった好きな画家は「堀文子」そう、
「小倉遊亀」も好きですねぇ。
講義内容:当時の画家たちが女性という事で、
ジェンダーによる制度的教育格差を受けており、
男性=アーティスト 女性=モデル 創造する主体ではなく、
男性に霊感を齎す容体として存在し、
どんなに才能があったとしても認められにくいのであった。
しかし、長谷川春子の出現により三岸節子と共に
女性の共同制作活動が実を結び美術協会設立になる。
それも戦時下に働く銃後の女性をテーマにした壮大な作品を制作する。
しかし、その後長谷川春子と三岸節子は袂を分かつこととなる。
現在も存続しているのは三岸節子の「女流画家協会」である。
ジェンダー問題が社会問題として考えられるようになって
久しいですが、まだまだ理想には程遠い~('◇')ゞ
当時は如何ばかりだったことがこの講座を受けて改めて
先達の苦悩を思い知る事となりました。
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