昨日の文楽公演は
吉田玉女改め 二代目吉田玉男襲名披露
第二部 「祇園祭礼信仰記」時代物
「桂川連理柵」 世話物 です。
年齢の離れた男女の心中を扱っています。
小唄のお稽古で習った「桂川 お伊勢参り」 で
♫ お伊勢参りに 石部の茶屋で 会ったとさ
かわいい長右衛門さんの 岩田帯締めたとさ
えっささの えっささの えっさのさ ♫
とはやし立てて唄われたそうで、いまその状況を知ると
なんとも切なくて涙を誘われます。
人間国宝の吉田蓑助さんを初め
吉田玉男さんの長右衛門・桐竹勘十郎さんのお半
吉田蓑助さんがお姫様でない丁稚長吉を遣ったのは意外でした!
初めて見ましたが、やはり際立って人形が生き生きと
そのキャラクターを表現していることに目を見張りました。
古典芸能の代表 歌舞伎・能の前に文楽が一番好きです。
久し振りの文楽公演を堪能しました。
足繁く通っていたのはもう8年以上経つでしょうか。
浄瑠璃の太夫さんが亡くなり、人形遣いも同じく・・・
現在の人間国宝の簑助さんも他の方々も
皆さん髪は白くなり、ご容態も色々お有りの様子。
お元気でご活躍の折に、その芸術を目にしておきたいものです。
★ 願わくは
営業サイトからの読者申請や、ブログを読まないで送るコメントも
投稿を控えてください。
宜しければ読者登録を相互でして
交流を愉しんで参りましょう。